(本当のイギリスへの旅からの続きです)
ヒースフィールド・ベッド&ブレックファーストの朝食はまさにブリティッシュ・ブレックファーストで、目玉焼き、フライドポテト、マッシュルーム、トマトを半分にして焼いたやつ、ベーコン、ソーセージ2本、そしてシリアル、トースト、オレンジジュースに紅茶とすごいボリュームでした。イギリスの朝食時間帯はちょうど日本の夕食どきなので、一番食が進む時です。
朝食中にも宿のご夫婦はいろいろ話しかけてくれます。食事しながら英会話するのは少しハードですが、お話するのは楽しいものです。
ご主人が「君のために日本語版のガイドブックを用意したよ」と言ってガイドブックのハワースの部分をコピーしたのを持ってきてくれました。
こんなんでした。。。まあ特に指摘はせずありがたく頂いときました。
9時にはB&Bを出て、町の中心部や教会の周りを歩きました。ちょうどバスで来たらしい日本人の観光客グループにも遭遇したり。
こちらはシャーロット・ブロンテが生徒を教えた学校。
学校の真向かいにブロンテ博物館があるのを見つけたのですが、ちょうどこの時期は改装中ということで、閉館でした。ということで外から写真を撮るだけになりました。
最初はムーアを歩いてブロンテの滝とかに行こうかと思ってましたが、パブリックフットパスといっても泥でぬかるんで氷も張ってて滑りやすい状態のまま放置されてる状態で、履いて来たチャッカーブーツでそれは無理と悟ったのでした。羊や馬のふんの混じった泥でズボン汚すのも嫌だったし。ということでフットパスではなく周辺の道路を散歩しながら両側の景色を眺めながらハワースムーア方面へ行き、そこから歩けるところまで歩く方針に変更しました。
ヒースに覆われた果てしないムーアが広がる静謐な空間に独り立っていると、これまでの激務のストレスが完全にいやされた感じがしました。
帰りは左手にハワースムーアを見ながらムーアサイド・レーンを歩き、セメタリー・ロードを入ってメインロード方面に散歩しました。
町に帰って、B&Bの奥さん超絶オススメのユダヤ風レストラン「Cobbles & Clay」でフムス&ファラフェルサンドを昼食にいただきました。
そのあとは、少しショッピング。「Edinburgh Woollen Mill」でウールのセーターを、「Rose & Co. Apothecary」でラベンダーオイルと石鹸を、お菓子屋さんでキャンディーを、そしてアンティークショップでトラディショナルな分厚いコートをなんと30ポンドでゲットしました。まあ5時になるとほとんど店は閉まっちゃいましたが。
夜はパブをはしごしました。まずはブロンテ兄弟のブランウェルが行きつけの「The Black Bull」に立ち寄り、ビールを1パイント(食事は出なかった)注文。次いで「Fleece Inn」で地元のエール1パイントとフィッシュ&チップス。
最後は「オールド・ホワイト・ライオン」でちゃんとした食事を摂ってきました。
(ロンドン散歩に続きます。。。)
P.S. ハワースってなんか、馬籠によく似てるような気がするのです。有名な文豪の生誕地、急な石の坂道、周辺の夜の早い店、教会(馬籠は寺)がそばにある、お墓もそばにある、ほんとにそっくりなんです。
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