GWを利用して、実家に帰省がてら、2月に開港したばかりの神戸空港に行ってきた。
羽田から、航空業界の「激安の殿堂」スカイマークエアラインズの片道1万円ポッキリチケットを利用して羽田~神戸の往復だ。往復2万円で済むとは新幹線よりも安い。しかもノースウエスト航空のマイレージが片道500マイルたまることになっているし。
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デビットカードというものが日本に入ってきて、もう6年が過ぎた。デビット(debit)とクレジット(credit)とは互いに反対語で、クレジットは「信用」とか「貸方」「預金」などという意味であるのに対し、デビットは「借方」とか「引出し」とかいう意味がある。クレジットカードは、買い物をするとその分を現金で支払う代わりに銀行口座にプール(預金)したままにしておき、一定期間経ってからカード会社の請求に従って支払うのに対し、デビットカードを使って買い物をすると、直ちにその金額が銀行口座から「引出し」される。
日本のデビットカードは「J-Debit」という業界団体が取り仕切っており、銀行のキャッシュカードにデビット機能をつけたものをJ-Debit加盟店で使って買い物をする。具体的には、加盟店のレジの読み取り機にキャッシュカードを通し、読み取り機のキーパッドからキャッシュカードの暗証番号を入力すると、代金がその銀行口座から即時に引き落とされる。
一方、日本以外の海外のデビットカードというのは、VISAやMastercardなどのクレジットカード会社がデビットカード業務も兼ねる形になっていて、クレジットカード会社のマークがついた銀行キャッシュカード(ATMカード)をクレジットカード加盟店で利用する。手続きはクレジットカードと全く同じで、クレジットカードでは後日請求が来るところがデビットカードなら即時に銀行口座から代金が引き落とされるという差だけで、あとはクレジットカード払いと同じように、カードリーダーにATMカードを通し、印字されてくるカード売上票にサインする。
J-Debitの加盟店はごく限られている上、日本国外では全く無力であるが、VISAやMastercardの加盟店は世界中に無数に散らばっており、海外のデビットカードは世界中ほぼどこに行っても使用することができる。もちろん現地のATMで現地通貨を引き出すことも可能だ。
それでは日本にはこのようなVISAやMastercardのマークのついたデビットカードはないのかというと、ごくわずかながら存在しないでもない。郵貯セゾンチェックカードはセゾンVISA機能のついたデビットカードで、郵便貯金の残高の一部に対して「特定保留」(郵便貯金から出し入れできないように「固定」する)という手続きをとると、特定保留した金額の範囲内でVISAカードの買い物ができるようになる。利用した金額だけ特定保留分が減算され、それが0になるまでカードの利用が可能である。不足しそうになったら、また新たに追加分について特定保留設定し利用可能額を増額することになる。ただ、これはカード使用日から利用金額が引き落とされるまでに2営業日かかり、その間はセゾンカードが立て替えるという形をとるため、厳密な意味でのデビットカードではなく、カード申し込み時に与信審査がある。そのため無職や自己破産者などクレジットカードの審査に通らないような属性の人は申し込めない。
東京スター銀行も「TOKYO STAR DEBIT」という名前でMastercardブランドのデビットカードを発行しているが、これは「TOKYO STAR CREDIT」というクレジットカードとペアで申し込む形になっており、デビットカードだけを申し込むことはできない(クレジットカードの審査に落ちた場合にはデビットカードのみが発行されることになるのだが)。また18歳未満の人は申し込めない。
クレジットカードは持ちたくない(借金が嫌い)、あるいは高校生だったり無職・ブラックなどクレジットカードが持てない人でも、海外旅行をする際にはクレジットカードがないと不利益を受ける場面が多いことや、ネット上での決済にクレジットカードしか利用できない場面が増えてきている昨今の状況を鑑みると、全くクレジットカードがないというのも社会生活上きわめて不便だ。なんとか、国際クレジットカードのマークのついたデビットカードだけを申し込む方法はないのだろうか。
そう思っていると、なんと今日から、スルガ銀行が「SURUGA VISAデビットカード」を全国対象に発行するというニュースが入ってきた。スルガ銀行のマイ支店というネット専用支店に口座を開設し、同時にこのカードを申し込むと、この口座を決済口座としたVISAカードが送られてくる。これを通常のVISAカードの加盟店でVISAクレジットカードと同じ方法で利用することができる。利用額は口座から直接決済されるので、クレジットカードのような与信審査は必要なく、15歳以上であれば、無職やブラックリストに載っている人でも作ることができる。
当然、世界中のVISA加盟店であればどこでも利用可能だし、ネット利用のオンラインショッピングでも通常のクレジットカードと同じような決済手段として使うことができる。
ようやく、日本も海外に一歩近づいたようだ。
とりあえず、今まで行った米軍施設の比較表を作ってみた。
横田基地 | キャンプ座間 | 厚木基地 | 横須賀基地 | |
---|---|---|---|---|
種別 | Air Force | Army | Navy | Navy |
公開時期 | 8月 | 4月 | 4月 | 4月 |
所在地 | 東京都 | 神奈川県 | 神奈川県 | 神奈川県 |
基地へのアクセスの利便性 | ★★★ | ★★★ | ★ | ★★★ |
入場のスムーズさ | ★★★ | ★★ | ★ | ★ |
入場セキュリティチェック | 金属探知棒による外部からのボディチェック(必要に応じて所持品検査) | カバンを開けての所持品検査 | 軍用犬による外部からの所持品チェック | 金属探知ゲートによるボディチェックとカバンを開けての所持品検査 |
基地内行動自由度 | ★★ | ★★★★★ | ★★ | ★★ |
模擬店の充実度 | ★★★★★ | ★★★★ | ★ | ★★★ |
軍用機などの展示 | 戦闘機、輸送機、旅客機、ヘリコプターなど多岐にわたる | 戦車、輸送用ヘリ | 艦載機 | なし |
基地内フードコート・ レストラン等利用 |
× | × | × | ○ |
基地内ATM利用 | × | ○ | × | × |
基地内自販機利用 | × | ○ | × | × |
基地内施設(建物)への 立ち入り自由度 |
★★ | ★★★ | ★ | ★★★★ |
出場のスムーズさ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★ |
総評 | オープンゲートの中では最も大規模。軍用機の展示も充実しており、アトラクションや模擬店ブースも多様。食事も比較的並ばなくてよい。 | 敷地内全域にわたって歩き回ることができ、自由度が最大。中の人の生活の一端が垣間見られ非常に楽しい。ただ食事どころは比較的少なく、並ばなければならない。 | まあ、軍用機(艦載機)好きな人にとってはいいところかも……。 | 制限されたエリアの中で工夫をこらした演出。マクドナルドやシナボンなどが利用できるところも◎。ただ入出場の行列が激しいところだけはちょっと×。 |
上瀬谷や池子などの小規模な米軍施設にはまだ行ったことがないのでなんともいえない。また三沢や岩国、沖縄などの地方の基地も未経験なので、機会があればぜひ行ってみたいものだ。
今日の朝まで、キャンプ座間に行くつもりだった。この日はキャンプ座間の桜祭りオープンゲートの日で、去年行ってけっこう面白かったので今年も行こうと心に決めて計画を立てていたのだ。ところが、今朝になってなにげなくWebを見ていると、なんとこの日は海軍の厚木基地でも桜祭りのオープンゲートをやることが判明。どうせなら去年行かなかった厚木のほうへ行く事に方針転換することにした。
小田急で海老名まで行き、そこから相鉄線に乗り換え、相模大塚駅で降りる。そこから厚木基地の正門まで徒歩30分とのこと。バスも出ているのだが、本数も少ないし歩いていっても大して時間は変わらないとのこと。どうせなら基地近くの雰囲気も味わってみたいと思い、歩いていくことにした。
ところが、うろ覚えの地理で歩いたものだから、とんでもない方向に行ってしまい、大和市内に入り込んでしまった。普段一般人に用のない米軍基地の方角など親切に標識や看板でなど教えてくれない。結局、もと来た道を引き返し、歩き続けること約1時間、ようやっと正門にたどり着いた。これならおとなしくバスに乗っておくんだった。ゲート前であまり並ばなくてよいように、ゲートオープンの11時には十分間に合うように計画を立てたつもりだったのだが、大幅に時間をロスし、正門に着いたのは11時10分過ぎになってしまった。
案の定、入口前にはずらりと行列が。
世界で通用するものこそ、本物だ。
モバイルの世界についても、このブログでさんざんノキアやGSMを持ち上げ、日本のものを批判的に書いているので、外国かぶれのように思われているかもしれないが、そうではない。
日本のものがダメなのではなく、日本でしか通用しないものには興味がないだけなのだ。
日本だけに閉じるのではなく、世界に積極的に打って出る。そして、世界にある素晴らしいものや合理的なものは、どこの国のものであれ、偏見なく受け容れ、取り入れる。そしてそれが日本発のものであれば、それは非常に誇らしいことだ。
日本人だけで内輪で盛り上がるのではなく、どこの国の人にも普遍的に受け容れられるものを目指す。これこそが今後の私たちに求められていることだと、思う。
昨日、WBCで日本チームが世界一に輝いた。これまで"所詮は日本に閉じた実力"と評価されがちだった日本の球界が、世界に認められた瞬間である。これこそ真に誇るべき力だと、僕は考える。
ソフトバンク、ボーダフォン買収に合意 ヤフーも参加
ソフトバンクは3月17日、英Vodafone Groupから日本法人・ボーダフォンを買収することで合意したと発表した。買収総額は1兆7500億円。ソフトバンクは固定電話、携帯電話の両事業を抱え、売上高2兆5000億円規模、提供回線数約2600万回線の総合通信事業者としてNTTとKDDIに対抗する。
ソフトバンク全額出資で設立する子会社を通じ、1~2カ月中にボーダフォン発行済み株式の97.7%を取得する。ソフトバンクは2000億円、ヤフーは優先株1200億円を出資。さらに1.1~1.2兆円を、買収先の資産を担保に資金を借り入れるレバレッジド・バイ・アウト(LBO)によるノンリコースローン(非遡及型融資)で調達する。Vodafoneグループもソフトバンク子会社に対し3000億円相当の優先株式新株予約権と、1000億円相当の劣後債を通じて投資する予定で、合計4000億円は買収の支払いに充当する見込み。
ヤフーは、携帯電話向けポータルサイトとして全面的にサービスとコンテンツを提供。PCとモバイルでシームレスな環境を構築し、革新的なモバイルサービスの提供が可能になるとしている。
(ITmedia +D 2006年3月17日)
いよいよ買収が現実化したソフトバンクとボーダフォン。ソフトバンクの持ち出しは2000億円ともいわれる中、大胆な賭けに出た大幅買収劇だ。これからブランド名も変わり、サービスも大幅に変わっていくことが予想されるが、我々にとって気になるのは、国際ローミングサービスやNOKIA端末の供給が今後どうなるかだ。