新しいエントリに書き直しました。(2018/2/5)
5月10日にシティバンクカードの決済日を控え、決済口座であるシティバンクの口座に入金するために、8日(月曜日)の夜7時ごろに池袋のメトロポリタンプラザB1FにあるシティバンクATMに行き、そこで295000円を入金した。入金前の残高は2000円余りだったので、入金後の残高は297000円余りになる。それをATMのモニタで確認し、処理を行った。
さて10日を迎え、ちゃんと引き落とされているかどうか確認しようと、朝、シティバンクのネットバンキングにアクセスしたところ、
・・・ない。
8日に入金した記録がないのであった。
とりあえず、今まで行った米軍施設の比較表を作ってみた。
横田基地 | キャンプ座間 | 厚木基地 | 横須賀基地 | |
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種別 | Air Force | Army | Navy | Navy |
公開時期 | 8月 | 4月 | 4月 | 4月 |
所在地 | 東京都 | 神奈川県 | 神奈川県 | 神奈川県 |
基地へのアクセスの利便性 | ★★★ | ★★★ | ★ | ★★★ |
入場のスムーズさ | ★★★ | ★★ | ★ | ★ |
入場セキュリティチェック | 金属探知棒による外部からのボディチェック(必要に応じて所持品検査) | カバンを開けての所持品検査 | 軍用犬による外部からの所持品チェック | 金属探知ゲートによるボディチェックとカバンを開けての所持品検査 |
基地内行動自由度 | ★★ | ★★★★★ | ★★ | ★★ |
模擬店の充実度 | ★★★★★ | ★★★★ | ★ | ★★★ |
軍用機などの展示 | 戦闘機、輸送機、旅客機、ヘリコプターなど多岐にわたる | 戦車、輸送用ヘリ | 艦載機 | なし |
基地内フードコート・ レストラン等利用 |
× | × | × | ○ |
基地内ATM利用 | × | ○ | × | × |
基地内自販機利用 | × | ○ | × | × |
基地内施設(建物)への 立ち入り自由度 |
★★ | ★★★ | ★ | ★★★★ |
出場のスムーズさ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★ |
総評 | オープンゲートの中では最も大規模。軍用機の展示も充実しており、アトラクションや模擬店ブースも多様。食事も比較的並ばなくてよい。 | 敷地内全域にわたって歩き回ることができ、自由度が最大。中の人の生活の一端が垣間見られ非常に楽しい。ただ食事どころは比較的少なく、並ばなければならない。 | まあ、軍用機(艦載機)好きな人にとってはいいところかも……。 | 制限されたエリアの中で工夫をこらした演出。マクドナルドやシナボンなどが利用できるところも◎。ただ入出場の行列が激しいところだけはちょっと×。 |
上瀬谷や池子などの小規模な米軍施設にはまだ行ったことがないのでなんともいえない。また三沢や岩国、沖縄などの地方の基地も未経験なので、機会があればぜひ行ってみたいものだ。
今日の朝まで、キャンプ座間に行くつもりだった。この日はキャンプ座間の桜祭りオープンゲートの日で、去年行ってけっこう面白かったので今年も行こうと心に決めて計画を立てていたのだ。ところが、今朝になってなにげなくWebを見ていると、なんとこの日は海軍の厚木基地でも桜祭りのオープンゲートをやることが判明。どうせなら去年行かなかった厚木のほうへ行く事に方針転換することにした。
小田急で海老名まで行き、そこから相鉄線に乗り換え、相模大塚駅で降りる。そこから厚木基地の正門まで徒歩30分とのこと。バスも出ているのだが、本数も少ないし歩いていっても大して時間は変わらないとのこと。どうせなら基地近くの雰囲気も味わってみたいと思い、歩いていくことにした。
ところが、うろ覚えの地理で歩いたものだから、とんでもない方向に行ってしまい、大和市内に入り込んでしまった。普段一般人に用のない米軍基地の方角など親切に標識や看板でなど教えてくれない。結局、もと来た道を引き返し、歩き続けること約1時間、ようやっと正門にたどり着いた。これならおとなしくバスに乗っておくんだった。ゲート前であまり並ばなくてよいように、ゲートオープンの11時には十分間に合うように計画を立てたつもりだったのだが、大幅に時間をロスし、正門に着いたのは11時10分過ぎになってしまった。
案の定、入口前にはずらりと行列が。
Googleがだいぶん前から密かにサービスしているWebメールサービス「Gmail」。僕も注目していたのだが、利用するためには既存ユーザーからの招待状が必要とのことで、そのような心当たりのない僕としては敷居が高かったのだが、ネットを探索していると、自分ひとりでもGmailアカウントを取る方法があるのを見つけた。
Gmailアカウントを招待なしで登録(招待状を一発入手):ライター三上@仕事場
ここに紹介されている無料Gmailアカウント招待権交換所というサイトに行き、表示されているコードを入力して「GET GMAIL!」ボタンをクリックすると、Gmailアカウント開設画面に飛ぶようになっている。
遅めの夏休みということで、今年も去年と同様、香港に行く事にした。去年、時間がなくて世界最大の大仏が見られなかったり、体調が悪くて飯が美味く食べられなかったという悔いを残しているので、そのリベンジという意味もある。それ以外に、旺角の先達広場という電気街で怪しい携帯電話関連グッズを物色してくるのと、新界の町を適当にほっつき歩くというのが主な目的である。
これはお台場の台場小香港。ここで雲呑麺を食して頭を香港モードに切り替え、有明からのエアポートリムジンで成田へ向かう。
バスの中は日本人はおらず、プロレスラーのようなゴツイ体格のコワモテのアメリカ人のオッサンが2人、僕の近くに座っていた。少しビビリながら座席につき、シートベルトを締めようとするのだが、ベルトがバックルにカチッと装着できない。うまくささらず何度かガチャガチャやっていると、そのコワモテのアメリカ人たちが、「それは隣の(シートベルト)だよ」と親切に教えてくれた。ありがとう。実の気のいい兄ちゃんだったんだね。疑ったりして悪かった。
今回は、ユナイテッド航空の格安航空券。Eチケットということで、航空券はない。チェックインカウンターに行こうとしたら、係員のおじさんが「Eチケットだったらあっちの機械でチェックインすれば、カウンターでわざわざ並ばなくていいよ」と教えてくれたので、機械でチェックインする。あらかじめ印字されている予約番号を入れ、パスポートを読み込ませればチェックイン完了。マイレージ登録のため、マイレージプラスカードを機械に挿入し、読み込ませる。作業が終わると、搭乗券の大きさの控えが2枚、出てきたのだが、肝心の搭乗券らしきものがない。横に立っていた係員に訊いてみたら、このままゲートに行けばいいと言う。こんなので本当に大丈夫なのかと半ば不安になりながら、手荷物検査場へ向かう。
手荷物検査では、金属製の物はあらかじめ取り出してトレーの中に入れて検査官に提出するのだが、携帯電話と鍵を取り出し忘れてしまったため、金属探知ゲートが反応してしまった。係員に脇へ連れ出され、靴を脱がされて念入りに検査を受けることになってしまった。携帯電話と鍵を取り出してから再度ゲートをくぐると、今度はOKだった。
出国審査も、祝日の夕方の時間帯だけあってだいぶ混雑している。列の後ろに並んでから審査を通過するまで30分ぐらいかかったんじゃないだろうか。
ようやく搭乗ゲートにたどりついたのは4時前ごろ。6時の搭乗アナウンスまで少し時間ができたので、ノートPCを開くと、Wireless LANの電波を拾い、IPアドレスが表示されるのだが、そのままメールを読み込もうとするとうまくいかない。Firefoxを起動させると、
初期画面としてこんなのが出てきた。どうやらIDを1日500円で購入して利用しなければならないらしい。たったの2時間のために500円払うのもばからしいと思っていると、Web画面の下のほうにNTT CommunicationsのHOTSPOTのアイコンがある。クリックしてみるとこんなのが表示された。
HOTSPOTのアカウントであればOCNのオプションとしてついているので、その認証IDとパスワードを入れてみたのだが、うまくログインできない。どうやらユーザIDとして@hotspot.ne.jpで終わるものを入れなければならないようである。といっても、僕が持っているHOTSPOTのIDはOCNの認証IDしかないので、これでは利用できないことになる。どうやって使えばいいのかよくわからんので、ここでの無線LANはあきらめることにした。
さてそうこうしているうちにボーディングの時間になったので、搭乗口近くのカウンターに向かい、搭乗券をもらいに行く。劇の公演の受付のように搭乗券を何枚か取り置いてあったようで、そのうちの1枚を渡してくれた。それを持ってゲートの改札をくぐり、機内に入る。
さすがに去年の全日空と違って若い日本人女性のスチュワーデスはおらず、そこそこ年季の入った中国系の女性や、肌の浅黒いインド系の男性がクルーとして働いていた。乗客のほうも、団体ツアー客とおぼしき日本人は見当たらず、地元の帰省客か、欧米人か、ディズニーのキャラクターのぬいぐるみを常に抱きしめている日本人女性3人組、など癖のありそうな人たちばかり。まあ普通の日本人はこんな便には乗らんわなあ。
機体はボーイング747-400で、エコノミーシートのかなり後方の4列シート真ん中の席をアサインされてしまった。まあ格安航空券なのでしょうがないか。座席のヘッドレストのところにTV画面がついておらず、前方に大きなスクリーンがあるのだが、今回に限って故障しているらしく、映画サービスが提供できなくなってしまった。そのことで乗務員一同お詫びのアナウンスがあったのだが、さすがアメリカ系の航空会社、それだけではなかった。
乗客1人1人に葉書のようなものを配り始めた。映画サービスが提供できないことに対する損害賠償請求のためのフォームだったのだ。ここに名前と住所を書いて提出すれば、後日なにがしかの補償があるのだという。いったい何がもらえるのだろう。何ドルかの商品券だろうか。小切手だったりしたら寒いなあ。
1845NRT-2225HKG
本当はフライトマップでも視ながらぼーっと過ごしたかったのだけど、座席にTVがついていないし前方のスクリーンも使えないので、免税品や通信販売のカタログなどざっと読んでいた。アメリカ系の航空会社なので、アメリカの品物が中心。アメリカ製品好きな僕としては何か買っていきたいところだが、行きの荷物を増やすのもアレなので、帰りの楽しみにとっておくことにする。
機内食は夕食が1度だけ。これも洋食だった。酒のおつまみにプレッツェルが出る。
10時半ごろ、香港に到着。空港内での要領はもうわかっているので、さっさと入境手続きに向かう。到着ゲートは少し離れた場所だったようで、ターミナルまでシャトルが走っている。
入境手続きを終えてロビーに出るころには、もう11時前になっている。店はちらほら開いているが、梅窩に取ってあるホテルに12時にはたどり着かなければならないので、さっさと空港をあとにし、タクシー乗り場を探す。梅窩へはバスでも行けるのだが、11時20分まで発車しないし、速度も遅いので、さっさとタクって行くことにした。
スカイブルーのクラウン・コンフォートのタクシーを拾い、「ムイウォー、フェリーターミナル、プリーズ」とカタコトの英語で話しかけてみる。すると、運転手は、怪訝そうな顔をして「ムイウォー?ビンド?」と訊いてくる。梅窩のどこかと訊かれたのだとピンときて、「フェリーターミナル」と言ったのだが、わかってもらえない。こちらは英語しか喋れないので「フェリーターミナル」とか「バスターミナル」とか言葉を変えつつ英語で何度も言ってみるのだが、英語が通じないらしく、らちがあかない。運転手は乗り場に入ってきた後続のタクシーの運転手を呼び、助けを求めた。後続のタクシーの運転手のほうは英語がわかるらしく、「巴士站(バーシージャン:バス停)」と通訳してくれたら、最初の運転手は理解したようで、おもむろに走り出した。それにしても、前回の香港旅行では英語で何不自由しなかったのに、のっけから英語の通じない場面に出くわし、面食らってしまった。
タクシーはまるでジェットコースターのように思いっきり荒い運転で峠を攻める。振り落とされそうになるのをこらえながら、40分後、梅窩のターミナルに着いた。130HK$ちょっと(約2000円)。降りるとき、試しに覚えたての広東語で「ドーチェ、ドーチェ(多謝多謝)」と言ってみたら、運転手さんの顔がほころんだ。やはり広東語で話してみると親しみがわくらしい。
ターミナル前のセブンイレブンでミネラルウォーターを買い込み、銀鑛灣酒店へ向かい、チェックインする。ここのホテルは前回にも泊まったところで、手頃な値段でまったりした雰囲気が好きだったところなので、今回もここに泊まることにした。
部屋は前回よりもきれいな部屋で、ビーチが見えるとても雰囲気のいいところだった。とはいっても遅い時間で、いい加減疲れてきたので、感慨にふける間もなくさっさと眠りについてしまうのだが……。
國學院栃木高校の文化祭の目玉の1つである、ミュージカル部の公演「Carousel(回転木馬)」の一コマだ。劇団A Musical Noteの主宰、三枝幹音センセイがダンス指導をしているミュージカル部の公演ということで、去年に引き続いて今年も見に行ってきた。
今年の題目「Carousel(回転木馬)」。Richard Rodgers(音楽)とOscar Hammerstein二世(脚本・作詞)による1945年初演のミュージカルだ。原作はFerenc Molnarの戯曲「Liliom」。1945年4月19日から1947年5月24日までブロードウェイのMajestic Theatreで890回の公演を重ね、1993年ローレンス=オリヴィエ賞4部門、1994年トニー賞5部門にも輝いたともいう名作である。
Spoiler warning(ネタバレ注意)
あらすじを説明すると、舞台は1870年代の米国ニューイングランド州で、綿工場で働く2人の少女が、仕事が終わったあとに回転木馬を訪れるところから始まる。そのうちの1人、Julie Jordanのお目当ては、回転木馬の呼び込みをしているテキサス出身の青年Billy Bigelow(曲”Carousel Waltz”)。一方、Julieの友人Carrie Pipperidgeは、自分にSnowという彼氏がいることをJulieに打ち明けて満足顔だ(”When I Marry Mr. Snow” 邦題:Mr.スノー)。
2人がいつものようにBillyのところに遊びに行っているとき、警察官が現れ、Billyはとんでもない結婚詐欺師で、女性からお金を巻き上げている輩だから気をつけろと彼女たちに注意する。Carrieはその場から逃げるが、Julieは残る。Billyと2人きりになり、いろいろと語り合っていくうちに深い仲となり(”If I Loved You”)、ほどなく2人は結婚する。季節は6月だ(”June Is Bustin’ Out All Over” ジューン)。
しかし、その幸せな結婚生活も長くは続かず、Billyは回転木馬の呼び込みの職を失って不安定になり、Julieの親戚のNettieのところに転がり込んだものの、呼び込み以外の職には就く気もなく、あげくにはJulieに暴力まで振るう始末。一方、CarrieはSnowと婚約し、幸せな結婚生活について二人であれこれ夢想する(”When The Children Are Asleep” 子供達が眠ったら)。
島ではその頃、ハマグリや海の幸の収穫期で、島では人々がカーニバルを開いていた(”That Was A Real Nice Clambake” ごちそうがいっぱい)。
そのころ、Billyは素行の悪い船乗りのJigger Craiginとかかわるようになり、彼からある計画を手伝うよう持ちかけられる。その計画とは、そのころ島で行われる宝探しのお祭り行事にまぎれて密かに大金を運ぶ商人から金を強奪することだ。Billyは最初はためらうが(”Soliloquy” うまくいくはずがない)、そのころちょうどJulieが妊娠したと告げられるに至り、生まれてくる子供のためにお金が必要になってくると感じた彼は、その計画に乗ることにする。一方Julieは、自分に対して愛の言葉もなく日に日によそよそしくなっていくBillyに気を病む(”What’s The Use Of Wondrin’?” 考えても始まらない)。
さてCarrieは、Snowと幸せなひとときを過ごすが、Jiggerの悪ふざけによりSnowに嫌われてしまう(”There’s Nothin’ So Bad for a Woman” うまくいくはずがない)。傷心のCarrieをJulieが慰める(”What’s The Use Of Wondrin’?” 考えても始まらない)。
宝探し当日、町の人がいなくなったのを見計らったBillyとJiggerは示し合わせて、ちょうど通りがかった綿工場の経営者から金を奪おうとするが、失敗し、逆に彼が護身用に持っていた銃で撃たれてしまう。Julieがすぐに駆けつけたものの、ついにBillyは息を引き取ってしまう。生まれてくる子供を残して夫に先立たれたのを悲しむJulieを、Nettieや町の人たちは励ます(”You’ll Never Walk Alone” 人生一人じゃない)。
死後の世界へ召されたBillyは、天国か地獄かを決める裁判所で裁かれの身になるが、生前やり残したことを解決するために1日だけこの世に戻ることを許される。Billyは、死んでから15年後の地上の世界に送られる。
BillyとJulieとの間に生まれた娘、Louiseは、ちょうどそのころ思春期の難しい年頃を迎えていた。彼女は、亡き父親の生前の素行の悪さが町の噂となっているために同級生たちにいじめられ、また母一人子一人の貧乏生活のためにパーティー用のよそいきの服も作ってもらえない状態。そんなLouiseを見て罪の意識を感じたBillyは、彼女に小さな贈り物を与える。またJulieには、生前にはハッキリと口にしなかった「愛してる」という言葉をこの時初めて告白する(”If I Loved You”)。
そして迎えたLouiseの学校の卒業式。居並ぶ卒業生らを前に、来賓として呼ばれたNettieは祝辞で、「親の行動など関係ない。自分自身の足で立って、人に嫌われることをおそれないで、自分のやりたいように精一杯生きるように」とスピーチをする。これまで親のせいで劣等感を抱き続けていたLouiseは自信を取り戻す(”You’ll Never Walk Alone” 人生一人じゃない)。それを満足げに見守るBilly。そして、フィナーレ。
Louiseたちを変えたのは結局Nettieの一言だったの?とか、じゃBillyはいったい何しにこの世に下りて来たの?とか、ストーリーだけを見ると細かいところに突っ込みを入れたくなる箇所はところどころみられたものの、若い高校生たちの全力の演技がまぶしかった。終わったあと、感極まって泣き出す生徒たちを見ながら、三枝センセイも感無量の面持ち。みんなで何かを作り上げて成功させた喜びが、そこにはあった。
文化祭では他にも出し物があった。僕が見に行ったのは、英語部の展示と、アメリカ語学研修発表。
英語部のほうは、3年生の、わりと可愛い女の子が説明員をやってくれた。彼女も元ミュージカル部員だったとか。英語部は3年生の部員が3人しかいないそうで、このままでは誰も部員がいなくなってしまうと嘆いていた。
英検の3級と準2級と2級のリスニング問題をクイズ形式で体験させてもらえるコーナーがあったので、ためしに2級のを聞かせてもらった。一部の文が空欄になっている文章が書かれたカードを渡されて、その文章がCDプレーヤーから読み上げられる。それを聞いて、空欄になっている文の意味を日本語で答えてくださいと言われた。TOEICと違って単語ごとに区切ってゆっくり読み上げてくれるし音声は2回繰り返されるのだが、アクセントにクセがあって、2回聞いても何言ってるのかよく聞き取れない。2級ぐらいと舐めてかかっていると、けっこう難しいことがわかった。それでも何度か聞いているうちに癖がわかってきて、聞き取れるようになったのだけど。
問題が3問あって、正解するとcertificateがもらえた。
アメリカ語学研修発表のほうは、國學院栃木高校のCommunicative Englishの担当講師をしているDevin Kelso氏が、故郷の米国アイオワ州Mount Vernonで自ら主宰する、日本からの交換留学生を受け入れるホストファミリーを紹介しホームステイさせるプログラム「Kelso Heartland Homestay Program」によって派遣された高校生たち24人の体験報告である。
彼ら彼女らは、Mount Vernon近辺のホストファミリー宅にステイし、アイオワの広大な農場を体験したり、Walmartでのショッピングや映画「Field of Dreams」ゆかりの野球場の観光や大リーグCardinalsの試合観戦(元オリックス・田口選手にもらったサインまであった)などを通じたエキサイティングな2週間について、掲示板に写真とコメントで紹介していた。
参加者は、「アメリカの本場の英語を学びたい」というのを応募動機にしていた人が多かったようだが、語学よりも、それ以外の、目に見えないいろいろなことを学んだのではないだろうか。今まで生きてきた世界と全く違うものがあることを目の当たりにして、自らの価値観が根底から覆される体験、これこそが、このようなプログラムの最大の醍醐味だろう。
生徒への教師の暴力事件など、いろいろとたいへんなニュースもある國學院栃木高校だが、生徒たちの若さを見ていると、まだまだ世の中は明るいと楽観視していいような気にさせられる。「若いって、いいなあ……」と感慨にふけりながら、今晩は佐野市のビジネスホテル「ホテル三吉野別館」に投宿し、こうやってブログ書いている32歳のヲヤヂなのだった……。
Carousel (musical) – Wikipedia
Carousel (1956 Film Soundtrack)
Mount Vernon-Lisbon Sun
“We want to make a bridge”
pinhole氏のflickrの写真から。ハリケーン・カトリーナの被害を受けたアメリカ・ニューオーリンズの霊園で取った写真とのこと。
アメリカでのハリケーンのニュースだと思って、たいして関心を払わずにいたら、なんと死者数千人に及ぶ大惨事になっているということだ。死者数だけでみても、10年前の阪神大震災なみの大災害だ。
アメリカのような先進国でさえも、自然災害の前ではこれほどにも無力なのか。報道で漏れ伝わってくる、洪水で完全に水没した現場の家々の惨状を見るにつけ、そのあまりの悲惨さに、言葉もない。
この災害では、ブッシュ大統領の対応に批判が沸き起こっているようだ。ハリケーンの際、大統領はバケーションに行っていたそうで、ハリケーンが去ってから4日間もの間、現地には救援物資も救助部隊も届かずにいたという。どこかの国の偉い人と状況は似ているようだが、ともあれ、それでアメリカ人はとても怒り、恥じているという。
いずれにしても、これからの数週間は、この災害対応に国中の稼動をとられることは間違いない。
翻って日本でも、今月からは台風シーズンである。日本では地震対策ばかりが叫ばれ、台風対策はついつい舐めてかかりがちだが、日本でも毎年、台風で大きな被害が発生しているし、このような規模の被害も十分起こりうるということを、常に考えておかなければならないと認識した。
さっそく、アメリカ赤十字社にdonationを送った。亡くなった方の冥福を祈るとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げたい。