THOUGHTS & URLS: HOV-2

思えば早い1週間だった・・・まあ、動ける日数は実質3日だもんね。
てことで、楽しかったアメリカ生活もつかの間、帰国の途につくことになった。
行きのタクシーで約束していた人に、ホテルまで迎えにきてもらい、空港まで乗せて行ってもらう。
I-270
ハイウェイに「HOV-2」というレーンが一番左側にあって、そこを走っている。運転手さんが「これは何かわかるか?High Occupancy Vehicleっていって、2人以上乗っている車しか通っちゃいけない道なんだ。ほら、前を走ってる車はドライバー1人しか乗ってないだろう。警察に見つかったらあいつは切符切られるぞ」と言っている。
人間1人だけで自動車1台分のスペースを食っている車とそうでない車とで格差をつけることで効率的にトラフィックをさばこうと工夫しているこの制度、なかなかイイかも。
まあ日本で真似したって誰も守らないだろうけど;
Washington Dulles International Airport
ダレスの国際空港に着くと、ANAのカウンターでチェックイン。
荷物を預け、コリアンの男性受付係の人にパスポートを見せて席をアサインしてもらう。
チェックインが終わると、今度は税関審査の入り口から入ってゲートチェック。
おみやげを入れたバッグがセンサに感知し、またゲートをくぐったときもゲートがピーっと鳴ったので、コートを脱がされ、またカバンの中を開けられた。
どうも、ベンダの人におみやげでもらった置時計が反応したらしい。
チェックが終わると化け物シャトルに乗せられて、来たときに最初に入った離れのターミナルビルへ。
もう目の前は免税店がある。
あとは搭乗口から飛行機に乗るだけという状態になった。
あれ?出国審査しなくていいのかな?と思ったら、さっきのカウンターでのパスポートチェックが出国審査を兼ねているらしい。
さっそく免税店をハシゴしておみやげの買い出し。店員は日本人もいて、日本語で応対してくれるのでちょっと気が楽になった。
搭乗口で、気分が悪くなってベンチの近くでうずくまっている日本人女性をハケーン。
でも横で夫らしき人が素知らぬ顔で文庫本読んでいた。
搭乗時刻からちょっと遅れて、いよいよ搭乗受付のアナウンス。
機内に入ってANAのCAさんたちのスマイルを見ると、ああやっと日本に帰れるんだーとちょっとホッとしましたね。
成田みたいに搭乗口から離陸まで30分もかかるなんてこともなく、すぐに飛び立った。
帰りのFLTは偏西風に逆らって飛ぶせいか、飛行ルートが行きよりもちょっと北のルートをとる。飛行時間も行きよりも1時間ほど遅く、対地速度も800km/hぐらいになっていた。
でも、行きよりも時間がかかっても、行きの時よりも時間がたつのが早く感じられたような気がする。
特に最初の4時間なんて、「え?もうそんなに経ったの?」って感じだった。
今度は行きとは逆で、時間の遅れる方向に飛ぶので、飛び立ってから着陸まで外はずっと昼。でも機内は途中から窓のシャッターが下ろされ、照明も暗くなった。
今までの疲れもあって、けっこうよく寝ていたなあ・・・
途中でけっこうきつい乱気流があって目をさますと、目が乾燥していてコンタクトがずれちゃったヽ(;´Д`)ノ
CAさんに手鏡でも借りようと思ったけど、ないと言われて、しょうがないのでトイレに行って直してきた。
機内食が2回出た後、ようやく3時過ぎに成田に着。
日本語の環境に戻ってほっとした。
入国審査も、日本人にはあまり厳しいこともなくけっこうあっさり通ったし、着陸から10分ぐらいで入国ができた。
それでも成田からバスで池袋まで行き、そこから家に帰るころには、もう空はすっかり真っ暗になっていた。


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