Category: Wireless and Mobile 携帯・モバイル

  • 【Vodafone】ネ申木幾はまだ出ないのか【702NKII】

    9月20日にボーダフォンは、秋冬商戦に向けた新機種として、NOKIA6680ベースの702NKIIを10月下旬以降に発売すると発表した(9月20日のエントリ参照)。しかしながら、10月下旬はおろか、11月に入っても発売されずにいる。この日に一緒に発表された「703SHf」「703N」「V604SH」の3機種は、もう既に発売されたのだが、ノキアの702NKIIだけはいっこうに発売される気配はない。しばらくして、ボーダフォンは11月15日に2005年度中間期決算を発表し、その中で702NKIIについて「11月に発売する予定です」と明言している。にもかかわらず、11月が終わろうとしている今日になっても、その約束は果たされないままだ。
    既にいろんなところでいろいろな噂が流されている。「12月23日発売予定だ」「いや発売は来年の1月だ」「発売中止になる」「価格面でノキアとボーダフォンが折り合わず発売できない」「勝手アプリの封印処置のためにリリースが遅れている」「コンテンツプロバイダからの圧力でMP3再生機能を使えなくしているための遅延だ」「Vodafone live!へ接続するソフトウェアのバグ修正に時間がかかっている」云々。どれを信じればよいか全くわからず、一般ユーザーは蚊帳の外で錯綜する情報に振り回されているのが現状だ。
    問題なのは、約束を1ヶ月以上も反故にしながら、何の連絡もコメントもしないボーダフォンの姿勢だ。

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  • 香港で受信した携帯キャリア

    香港に持っていったボーダフォン702NKが、港内で受信した携帯キャリアの電波。

    Roaming into CSL
    空港到着時。
    Roaming into Sunday
    昂坪バスターミナル。
    Roaming into Smartone
    MTR東涌駅。
    Roaming into 3 (2G)
    KCR美孚駅の乗り換えのところ。

    これ以外にも、NEW WORLDも場所によってキャッチしていた。ランタウ島の真ん中あたりに行くと、「CMCC」という表示が出たりした。これはどうやら中国のチャイナモバイルで、はるばる大陸から電波をキャッチしているようである。

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  • 旺角先達廣場

    Sincere Podium
    香港在住携帯博士・山根康宏氏イチオシの香港一の携帯電話マーケット、先達廣場。何十軒もの携帯ショップが所狭しと軒を連ね、最新機種から中古品までいろんな種類の携帯電話や、アクセサリーが売られている専門店街である。
    Mong Kok
    MTR旺角駅のD1出口を上がると、眼前には電気街やVideo CD/DVDショップ、そして携帯ショップが広がっている。少し歩くと、左手に先達廣場のビルがある。
    先達廣場は3階建てになっていて、1階と2階には携帯ショップ、3階はフィギュア・鉄道模型・アダルトグッズなどの専門店となっている。携帯電話は新規・中古含め各種売られているが、1階よりも2階のほうが若干安いようだ。店先に気だるそうに立っている店員の中国人のお姉さんたちは、どことなく日本の繁華街にいる中国エステの立ちんぼのお姉さんを思わせる雰囲気である。
    香港はじめ東南アジア・ヨーロッパ諸国の携帯電話の買い方は、日本とまるっきり異なっている。日本では、携帯電話を買うときは、まずドコモやauなどの携帯通信事業者と契約をし、ドコモならドコモの機種を、auならauの機種を選んで買うようになっている。ところが、こちらでは機種は機種として選んで買い、携帯通信事業者は別にキャリアショップに行って契約するようになっている。たとえば、NOKIAの機種を買って、SmarTone-Vodafoneの携帯通信事業者と契約する、といったぐあいである。事業者と契約したときに貸し出される小さなICカード(SIMカード、またはUIMカードと呼ばれる)を電話機の中に差し込んでスイッチを入れると、その事業者の携帯電話として使うことができるようになる。
    このやり方は日本人から見ると二度手間のように感じられるのだが、電話機の規格や仕様が事業者にかかわらず統一されているので電話機メーカーからすればいちいち異なった仕様の電話機を何種類も作らなくても済み、また利用者の立場からは、もっと安い事業者が出てきてそれに乗り換えるときに、わざわざ電話機ごと買い換えなくても済むというメリットがある。また国を問わず仕様が共通なので、国をまたいだローミング利用が簡単だったり、逆にそれぞれの国ごとに違う事業者と契約して、1台の端末でそれぞれの事業者と入れ替えて利用できるというのも大きな特徴である。さらに、アクセサリーが世界共通なので、どこの国へ行っても共通の部品が手に入るという利点もある。
    日本でもボーダフォンから売り出されているNOKIA6630や、まもなく売り出される予定のNOKIA6680に対応した着せ替えカバー、キャリングケース、メモリ、Bluetoothヘッドセットなど、日本ではNOKIAの携帯電話自体あまり出回ってないので、これらはNOKIAショップで細々と割高の値段で売られているだけなのだが、香港では当たり前のように多種多様なものがリーズナブルな値段で並べられている。
    ということで、もうすぐ日本で発売されるNOKIA6680に対応した着せ替えカバーと256MBのRS-MMCメモリ、キャリングケース、そしてBluetoothヘッドセット(NOKIA HS-36W。日本未発売)を買ってきた。あと、持ってきた携帯電話(702NK、NOKIA7600、NOKIA6650)のバッテリ=の残量がそろそろ危なくなってきたので、香港の電気プラグの形状に対応した充電器もゲットしておいた。
    先達廣場を出ると、西洋菜南街という通りに出る。ここは夜になると歩行者天国になる。
    Sai Yong Choi Nam Street
    Sai Yong Choi Nam Street
    まさしく、お台場の「台場小香港」のモデルそのままの風景が展開されていると感じたのは僕だけだろうか。
    Daiba Little Hong Kong
    ※参考:台場小香港

    【参考】深水埗

    ちなみに、旺角から地下鉄で数駅行った深水埗というところにも、電気街がある。
    Sham Shui Po
    こちらは、モバイル関連よりも、PCのマザーボードやパーツなどがメインで売られている専門店街のようである。

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  • 香港バタフライ

    片瀬那奈・しらたひさこ主演の角川Web映画「香港バタフライ」がネット配信されている。
    生まれつき運に見放された人生を送る主人公の菜穂美(片瀬那奈)。失意の日々を送っていると、香港在住で旅行代理店に勤める友人、真紀子(しらたひさこ)から突然、香港への誘いのメールが届く。香港へ向かった菜穂美は真紀子の手がける「開運ツアー」のモニターとして香港の観光スポット各地を回るが、運の悪さは相変わらず。失意のうちに日本に帰ろうとする菜穂美に、真紀子は香港バタフライの伝説を語る。昔・イギリス人と結婚して香港にわたり、事業を起こして大成功した日本人女性の周りを常に飛んでいたという伝説の蝶である。その蝶の奇跡を信じる菜穂美だが……。
    新界の車公廟に参詣したかと思うといきなり香港島の文武廟に瞬間移動したり、香港で仕事しているはずの真紀子が仕事の連絡にボーダフォンジャパンの携帯を使ってたり(ボーダフォンが協賛だからね……でもせめて702NKにしてNokia Tuneを鳴らしてほしかったな)など、突っ込みたくなるところは多いのだが、香港政府観光局が特別協賛していることもあって、香港の風景をくまなく紹介する作りになっており、見る人を香港の街にひきつける、というしかけだ。
    NTT西日本のインタラクティブ・コンテンツ配信システム「Vi! Click」による配信。本編だけでなく、アイコンのクリックによって映画のシーンに関連したロケ地の解説や観光ルート検索などが可能となっている。
    11月1日からVodafone live! BBでも配信が開始された。また同じく協賛する全日空の香港便の機内でも視聴が可能となっている。
    この映画ですっかり頭の中を香港モードに切り替え、今日から3泊4日の行程で香港に向かうのだった……。

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  • 【ネ申木幾】NOKIA Eシリーズ【続々降臨?】

    10月13日に、NOKIAからEシリーズの発表のニュースが。人が温泉につかって留守にしている間に続々と登場。なんてこった……。

    Nokia E Series、うっわー、キタキター!!(パーム飲茶blogより)
    なんかNokiaからどーんと3つも出てきちゃったんですけど!Eシリーズっす。いずれもSeries60です。うーむ、なんかヤバイですよ!
    Eシリーズの共通規格は
    ・Series60 3rd Edition
    ・W-CDMA対応
    ・ついでに無線LAN搭載!
    ・Bluetooth、そんなのあたりまえー
    ・ハイレゾ画面(352×416ピクセル、E61はもっと広いような気も)
    ・Blackberryコンパチ&Nokia Business Centerサポート
    ・Office 97/200/XP/2003のWord/Excel/PowerPoint表示
    ・内蔵70MB/miniSDカード(E61/E70)
    です。
    仕事にバリバリってことで、ハイソなN、ビジネスのEと、Nokiaは今後アルファベットでハイエンド系モデルをシリーズ化するようです。

    パーム飲茶blogの山根氏も、BlackberryチックなE61に注目しているようだが、僕もこの中で欲しいとすればE61だろう。E60はN70とあまり見た目は変わらなそうだし、そもそもストレート形のNokia端末はデザイン的に6680がベストだと個人的には思えるので。E70も悪くなさそうだが、ちょっと人前に出して使うのは恥ずかしかったりするかな。合コンのときに話のネタにはなるかもしれないけど。
    WCDMA対応なので、日本国内でもドコモFOMAかボーダフォン3Gで利用可能。FOMAユーザーがEメール(iモードメールではない)やGPRSデータ通信をするためにはmoperaUの加入が必要。Nokiaジャパンによれば、日本でもぜひ出したいとのことだが、キャリアブランドとして出すかメーカーブランドとして出すかは今のところ未定とのこと。ドコモが出すとは到底思えないし、よしんば出したとしてもドコモ流の独自仕様(改変・規制)が入ったNokiaと似ても似つかぬ端末になって出てくることは火を見るより明らかなので、ボーダフォンから出してくれるか、少々値が張ってもメーカーブランドで直販してくれるのがベストかな。いっそのこと、WindowsXPみたく、英語版のOSで、メニューやダイアログは英語表示でいいから、あとから日本語入力・表示できる多言語化オプションを追加できるようになれば、海外で売ってるのを手に入れて使えるのになあ。そしたら、キートップも英語版でカッコイイし、それでボーダフォンのSMS/MMSが使えれば、これ以上ないぐらいの神機になれるのに。
    なおE70以外はカメラがあえてついていない。セキュリティ上の理由でオフィス内にカメラ付き携帯電話を持ち込めない会社に勤めるビジネスマンに配慮してのこと。
    音楽ケータイや2画面ケータイも結構だが、こういう機種を日本でももったいぶらずにどんどん出してもらいたいものだ。

    【関連サイト】

    Nokiaプレスリリース
    Nokia製品サイト(E60 E61 E70
    Nokia、メールサービス対応強化の企業向け携帯新シリーズ(ITmedia +Dモバイル)
    「エンタープライズ市場のトップを狙う」──Nokiaのビジネス携帯「ESeries」(ITmedia +Dモバイル)

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  • 【ネ申木幾】Vodafone V702NK2 (NOKIA6680)【降臨!?】

    ついに「来週」がやってきた――。「来週発表予定」と毎週言われ続けて待ちぼうけを食わされていた我らノキアユーザだったのだが、ボーダフォンは今日、秋冬商戦に向けた新機種として、NOKIA6680ベースのV702NK2をこのたび発売すると発表した。
    今日の16時から帝国ホテルで行われたボーダフォンの発表によると、このたびボーダフォンでは702NK2を含め4機種を新たに発表した。「おさいふケータイ」FeliCaチップ搭載の「703SHf」をはじめ、「703N」「V604SH」と一緒の発表なのだが、702NK2はボーダフォンが初めて”スマートフォン”と認めた位置づけでの発表だ。発売は10月下旬予定とのこと。
    今更6680?という気もしないでもないが、ともあれ、NOKIAから新機種が出てくれることは非常に喜ばしい。デザイン的にも機能的にも申し分ないし、発売されたら真っ先に買いに行くだろう。
    あとは、アプリのインストールや音楽ファイル再生に変な機能制限が入ってないことを祈るばかりだ。

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  • NOKIA6650

    今更?という気もしないでもないが、NOKIA6650である。定価7万円以上もしたものが、NOKIAのオンラインショップで19800円まで値下がりしたので、つい買ってしまった。
    WCDMA/GSMデュアルバンドのコンパチブルタイプ。日本でも使用可能だ。ユーザインタフェースはNOKIA7600とほぼ同じなので特に迷うことなく使うことができる。
    しかし画面表示は英語しか対応していないので、日本語でSMSをバシバシ打つ、という使い方はできない。まあ、香港、シンガポール、フィリピンなどの英語圏の国のSIMカードを挿して現地のサービスを受けることは可能そうだ。
    とりあえず、NOKIA7600に挿していた3G International Rechargable SIM Cardをこちらに移し変え、NOKIA7600には昔買ったSmartone(現Vodafone-Smartone)のプリペイドSIMカードを挿して使ってみることにしよう。

    【関連サイト】

    NOKIA6650(英語版)(日本語版)(ボーダフォン V-NM701
    NOKIA統合スレッド phone:7
    塩田紳二のVGS端末レビュー 「Nokia 6650」を試す

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  • 3G International Rechargable SIM Card

    香港在住の携帯電話ライター・山根康宏氏に代理購入をお願いしていた香港Hutchson 3-3GのプリペイドSIMカード「3G International Rechargable SIM Card」が手元に届いたので、手持ちのNOKIA7600に入れて遊んでみた。
    通常、外国人が自由に購入できるプリペイドSIMカードでできることといえば、通話とSMSぐらいなものだが、この3G International Rechargable SIM CardではGPRSによるデータ通信のほか、TV電話や、「3Grid」というポータルサイトのコンテンツサービスまで利用できるという。
    購入価格は98HKD(約1470円)。通信料とは別に毎月28HKD(約420円)が基本料という形で引かれていく(但し香港内での利用に限りこの基本料を通信料に充てることができる)。有効期限は90日間。リチャージすれば180日延長される。
    3G international roaming rechargable card
    SIMカードは通常、初回利用時に「開通(アクティベーション)」作業をしてからでないと利用することができない。このSIMカードは日本でも開通作業可能なのだが、まれに外国では開通作業ができないこともあるそうなので、慎重を期して香港で開通済の状態にして頂いてから送ってもらった。
    3G international roaming rechargable card
    NOKIA7600にこのSIMカードを挿入し、電源をONする。Welcome Noteが聞こえて待受画面になるが、いつまで経ってもキャリア名が表示されない。初回のローミングなのでうまく電波を掴んでくれなかったかな。Operator selectionをManualにし、強制キャリアサーチすると、「Vodafone JP」と「JP DoCoMo」の2キャリアが表示された。たぶんどちらでも良いと思うが、とりあえず「Vodafone JP」を選択すると、いつもの待受画面になった。
    3-3G
    Vodafone V702NKとの間でSMSのやりとりをしてみたところ、日本語も問題なく通った。
    通話は、日本の電話機からこの端末に架けるときは通常の国際電話の架け方でよいが、日本にいるときにこの端末から他に架けるときは、「**125*001(国番号)(電話番号)」+「#」という形でダイヤルし、コールバックを待つ形となる。コールバックされてきた呼に応答すると、相手の電話が鳴り出し、相手がそれに出れば通話することができる。なお、NOKIAの電話機の場合、続けて「**」と押すと「+」に変わってしまいうまくダイヤルできないので、カーソル移動キーなどをうまく使いながら「*」を2つ入力する必要がある。
    山根氏の香港GSM/3G携帯情報局にも書かれているように、GPRSの設定は次のようにする。
    メニューから「サービス」-「設定」-「接続設定」で「使用するサービス設定」を選び、「(未登録)」のものを1つ選択し「使用」をクリックする。次いで「使用中サービス設定の編集」を選び、次の値を設定していく。
      設定名:3Grid(たとえば。何でもいい)
      ホームページ:http://mobile.three.com.hk/
      プロキシ:無効化
      ベアラ設定:
        GPRSアクセスポイント:mobile.three.com.hk
        認証タイプ:標準
        ログイン方法:自動
        ユーザ名:(空白)
        パスワード:(空白)
    このように設定したあと、「メニュー」-「サービス」-「ホーム」を選択すると、めでたく下のようなポータルサイト画面が表示された(少々時間がかかったけど)。
    3-3G portal
    なお、リチャージの方法には
    (1)リチャージバウチャーによるリチャージ
    (2)ATMなどからHSBCか恒生銀行の指定口座(口座番号は携帯番号+開通時に渡される1桁のチェックコードの計9桁)へ送金
    (3)PPS(電話やインターネットからの送金。香港の銀行のATMカードが必要)
    がある。僕はHSBCの口座があるので、ネットバンキングで送金すればなんとかなりそうだが、何もない人はバウチャーを手に入れるか、郵便局などから送金するしかなさそうだ。Smartone-Vodafoneのようにクレジットカードを利用したネット経由のリチャージなどのようなオプションを今後期待したい。

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  • NOKIA7600

    今更?という気がしないでもないが、NOKIA7600である。
    Vodafoneから出ているV702NK(NOKIA6630)は確かに優れたスマートフォンなのだが、いかんせんVodafoneバージョンということで、いろいろと機能制限がある上、キャリアから出しているということもあってUIが中途半端に日本ローカライズされているところがある。
    NOKIA7600は、以前シンガポールで買ったNOKIA6610iに似たUIを持っていて、かねてから心惹かれるものがあったのだが、NOKIA7600はVodafoneで売っている電話機ではないので、そこにVodafoneのSIMを挿しても、使えるのは音声通話とSMS(ショートメッセージサービス)、Email機能(SMTP・POPサーバに直接アクセスして通常のEメールを携帯から送受信する機能)だけで、Vodafoneから売られている電話機で使えるVodafone Live!やMMS(マルチメディアメッセージサービス)は、NOKIA7600では使えないとされてきた。Vodafone Live!はともかく、MMSが使えないというのは、メル友がほとんどドコモかAUユーザーの僕としては、非常に不便このうえないものだった。日本では、異キャリアへSMSを送信することができず、メッセージ送信にはMMS機能を使う必要があるからである。
    ところが、NOKIA7600でもVodafoneのMMS機能が使えることが判明した上に、その手順まで草の根レベルで次第に明らかにされつつあるのを知った。MMSが使えるのなら何も問題はない。気がつくと八重洲地下街のノキアショップに足を運んでおり、受付に立っていたキレイな中国人のお姉さんの笑顔に魅せられた僕は一も二もなくサクッとゲットしてきた。
    NOKIA7600は、キャリアが売っている携帯電話ではないので、USIMカードを発行しているキャリアであればどこのものでも使用可能である。日本のキャリアならVodafoneはもとより、ドコモのFOMAでも使用できる(ただし通話とSMSのみ。GPRSデータ通信は不可。Vodafoneなら可)。実は僕がSIMフリーの携帯電話を欲しかったもう一つの理由は、去年香港で買ったSmarToneのプリペイドSIMの有効期限が近づいているので、電話番号を維持するためにリチャージをしたいのだが、リチャージに必要なパスワードの設定を現地でしてくるのを忘れたので、SIMフリーの携帯電話があればそこにプリペイドSIMを入れてパスワード設定ができるから、ということがあった。
    さっそく、SmarToneのSIMカードを入れて、スイッチON。電話機の画面に「Vodafone JP」と表示された。この「Vodafone JP」とは、香港のSmarToneのキャリアが日本のVodafone網にローミングインしていることを意味している。通常、他網にローミングすると、GSM電話機の画面に表示されるキャリア表示は上段にローミングイン先のキャリア名(この場合「Vodafone JP」)、下段に小さい文字でSIMカードのキャリア名(この場合「SmarTone」)が表示されるのが普通であるが、NOKIA7600の場合、ローミングイン先のキャリア名である「Vodafone JP」しか表示されないようだ。これではどのキャリアから課金されるのか迷いそうだ。
    しばらくすると、NOKIA7600宛にSMSが届いた。SmarToneからのメッセージで、ローミングアウト先からの電話のかけ方が書かれている。ためしにVodafoneの携帯と通話試験をしてみると、ちゃんと問題なく通話ができた。
    次に、SmarToneのプリペイドSIMカードをNOKIA7600から抜き、VodafoneのUSIMカードを挿してから、NOKIA7600の電源をONしてみる。すると、さっきと同じように画面に「Vodafone JP」と表示され、Vodafoneの携帯として使えるようになった。
    ここで秘技あqwせdrftgyふじこlp;@:
    によりMMS、VFJP Web等の設定を行うと、これまでのVodafone携帯としてメール打ちまくり、Webアクセスしまくりが可能となった。

    #但しMy Vodafoneにはアクセスできないので、通話料金明細などを調べるにはもう一度V702NKのほうにUSIMカードを入れ替えて調べる必要がある。どうせならSmarToneみたくSMSリクエストができるようにして、結果もSMSで返してくれるようにしたらいいのに……せっかく世界標準のSMS機能がついてるんだから;
    ともあれ、UI的にはNOKIA7600がとても気に入っているので、しばらくはこれをメインに使って、V702NKはデジカメ専用機にでもしようかな。ま、V702NKはせっかくスマートフォン機能がついてるしPCとの連携も簡単にできるようになってるのだから、PDAの代わりとしても使えるかもしれない。そして、来週(笑)NOKIA6680が出たときにサクッと買い換えて、NOKIA7600にはSmarToneを常時挿しっぱなしにして使う、というのもアリかと。

    【関連サイト】

    NOKIA7600 (英語版)(日本語版
    NOKIA 統合スレッド シリーズ12
    「Nokia 7600」がボーダフォンから~VGSのラインアップが明らかに(ZDNet)
    ユニークな形の3G端末「Nokia 7600」、日本発売へ(ZDNet)
    モダンとエスニックの融合~デザイナーが語る「Nokia 7600」(ZDNet)
    Symbian Knowledgebase
    危険なパス ttp://www.interq.or.jp/blue/yasurk/702nk.txt

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