ダーツ!ダーツ!ダーツ!

僕の周りで今、ダーツがブームになっている。1ヶ月半ほど前に、ダーツ好きな先輩たちに連れられてダーツバーに入り、ダーツを投げさせてもらった。
円形の的があり、それが20個の扇形状の区画に分割されていて、一番上の扇形が20点、その隣が1点、一番下が3点など、それぞれの扇形に点数がついている。また円の外周とその少し内側に輪状の部分があって、そこに当たると得点が2倍になったり3倍になったりする。円の中心付近を「Bull’s Eye」とよび、そこに当たると50点が入る、などというルールになっている。そのような的に、2~3メートル離れたところからダーツを投げるのである。
2~3メートルというと簡単そうだが、実際にやってみるとなかなかそううまくはいかない。まず、最初はちゃんと的に刺さらない。刺さったとしても、当てずっぽうに当たるだけで、自分の意思で狙った場所になど当たってくれない。
しかし、下手っぴでもそれなりに楽しめるところがダーツの良いところで、適当に投げていても、まぐれ当たりで高得点の区画に当たると気分爽快になれる。初心者でも、つまらない思いをしなくて済むのは非常に嬉しい。
とはいっても、上手くなろうと思えばそれなりに練習しなければいけないのは当然で、いったんハマるととことん凝り性の僕なので、マイダーツを買って練習を始めた。
ボトルセンのSkinny’sというダーツ。フルセットで5000円ちょっと。これにフライト(羽根)やチップ(先端部)を買い足して、全部で6000円。あまり初期投資がいらないのもダーツの魅力だ。
ゲームは、「DARTSLIVE」というシステムが入っているゲーム機を使って仲間内で対戦している。これはMEDALIST USA製のダーツマシンで、カウントアップ(3本ずつ8回投げてその得点を競う)、x01(持ち点を減らし、0になった人が勝つ。持ち点は最初501点のことが多い)、クリケット(15~20点かBull’s Eyeを狙う)などの基本ゲームをはじめ、いろんな種類のゲームが1人1回100円~200円で楽しめる。
DARTSLIVEシステムのすごいところは、専用のICカードがプレイヤーに発行され、プレーするときにそのカードをゲーム機に挿入してからプレーすると、成績が記録され、ネットワーク経由でデータベースに送信・管理されるところだ。成績は日毎・月毎などに集計され、それをもとにレーティングやフライトレベルなどを計算してプレイヤーの現在の技量がわかるようになっているところだ。さらにそのデータはPCからインターネット経由で参照したり、携帯電話から見ることもできる。また仲間内で成績を比較したりすることもできる。一人で黙々とやるよりも、このように仲間同士で競い合うことで、飽きずに続けることができるのである。
始めてから1ヶ月少したって、まだまだカウントアップも400点そこそこで、フライトもC(最低ランク)、ハッキリ言って下手も良いところだ。それだけ奥が深く、上手くなろうと思えばいくらでも上達の余地がある。ゴルフのように道具やプレイにお金がかからないし、朝早くから車で出かけなくて良いし、下手でも周りに迷惑をかけることもない。基本的に個人プレーなのでマイペースでプレーできる。あまり体力も要らない、と良いことづくめで、一生の趣味にもできる。何よりも、これで、誰かに「ご趣味は?」と訊かれたときに胸を張って答えることが出来る。
少し投げ込んでみて、どうもダーツのバレル(手で持つところ)が細すぎて握りにくいということに気づいたので、少しバレルが太めのものを1セット買い足してみた。これで、少なくともカウントアップスコアがTOEICスコアを抜けるぐらいまでには上達してみたいものだ。

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