もともと自作のデスクトップPCを持っているのだが、ベッドに寝そべりながらメール書きたい!とか、出先や出張先などでもメール読んだりブログ書いたりしたい!というワガママな欲望のため、去年の冬にIBM ThinkPad X40というノートPCを買って使っている。
重さが約1.2kgと非常に軽いので、カバンの中に入れて持ち歩いてもそれほど負担にならないし、802.11a/b/g対応ワイヤレスLAN機能が標準装備なので、最大52MbpsでWiFi通信が可能である。
家ではLinkSysのWRT54GSというアクセスポイント付きブロードバンドルータを部屋の中に置いて、寝っ転がったままネットを楽しんでいる。また、NTT CommunicationsのHOTSPOTのアカウントを取り、外出先のHOTSPOTアクセスポイントの近くでWiFi通信でネットにアクセスすることもできる。
とはいっても、まだまだHOTSPOTのエリアは限られており、都内の駅の構内こそだいぶカバーされてきているものの、そもそもそんなところでゆっくり座ってノートパソコンを開いてネットなどやってる場合ではない。マクドナルドに行けばYahoo!BBのアクセスポイントが無料で使えるが、アクセスポイントのない店も多いし、そもそもマクドナルドなんかであまり長居することもない。羽田空港や関空なども、まだまだ無線LANが使えないところが多い。
WiFiアクセスポイント情報を提供しているアメリカのJiWireというサイトによると、日本国内でのWiFiアクセスポイントは2,262箇所あるという(2005年2月19日現在)。これはアメリカの24,025箇所、イギリスの9,696箇所、ドイツの5,720箇所、フランスの3,232箇所に次いで世界第5位なのだそうだが、日本人はWiFiよりもケータイのほうが一般的だし、ケータイにPCをつないで定額データ通信もできるようになってきているのだから、わざわざWiFiのために設備を打つような事業者も少ないのかもしれない。
しかし、どこに行けばアクセスポイントがあるのか。それを知りたいというニーズは非常に大きいはずだ。
携帯電話からアクセスポイントを検索するサービスを提供している会社がある。トリプレットゲートでは、現在地から携帯電話でアクセスすることにより、その場所で提供されている無線LAN事業者の情報と、そのログイン情報をメール送信してくれ、それをPCに入力することによりWiFi接続できるというサービスを月額210円で提供している。さすがは携帯文化にどっぷりひたった日本文化をうまく融合させたサービスだと感心させられる。ちなみにこの会社の創業者は僕の大学時代の研究室の先輩である。
アクセスポイントの検索サービスを提供しているところは、このJiWireやトリプレットゲートのほかに、以下のようなところがある。
EZGoal Wi-Fi HOTSPOT
Wi-Fi Hotspot List
WiFi Free Spot
東京ホットスポット情報館
関西ホットスポット情報館
WiFiざんまい
by
Comments コメント
One response to “WiFiざんまい”
夜伽草紙
成田空港に旅行ではなくときどきネットを楽しみに行くことがある。「このような方法もありますよ」と教えてくれたのが、Yuki氏のblog、夜伽草紙の「WiFiざんま…