浅草寺

浅草寺 伽藍
昨日、すっぽん料理を食べに行くついでに、浅草のあの有名な浅草寺(金龍山浅草寺)に立ち寄ってきた。浅草の雷門前にはしょっちゅう行ったことがあったのだが、仲見世から中に入るのは実は初めてだったりする。
雷門をくぐり、仲見世を通り抜ける。平日夜7時前の仲見世はそれほど人通りもなく、実に歩きやすい。仲見世を200~300メートルほど通り抜けると、冒頭の写真のような寺の正門にたどりつく。さすが観光地、ちゃんとライトアップされていて、きれいなことこの上ない。
浅草寺五重塔門をくぐると、左手に五重塔がある。
このお寺は推古天皇の時代(7世紀前半ごろ)に建立されたという。同じ時期に建立された斑鳩の五重塔の地味な色合いとは違って、こちらのは朱色が基調であり、これも鮮やかにライトアップされている。
東京の下町のど真ん中にこのように風情のある建物があると心安らぐ。周辺の街並みも、観光化されているとはいえ東京の他の都市とは違う歴史の重みのようなものを感じさせられる。大切にしたい日本の風景の一つである。
ご本尊は観音様(浅草観音)。拝殿に上がり、お賽銭を入れて例によって「金運に恵まれますように」とお願いしてきた。

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