上野に出かけていたのだが、風がきつくてコンタクトレンズをはめた目はとても開けていられなかった。
「春一番」 日差しが増してくると、ユーラシア大陸の地表面が暖まり、大陸の寒気団が弱まって西高東低の冬型の気圧配置がくずれ,寒気の吹き出しも少なくなってくる。日本海上では温帯低気圧が発生し、発達しながら北東に進むようになり、発達した低気圧に向かって日本列島上空を最初に訪れる南よりの強風のことをこのように呼んでいるそうだ。1859年(安政6)2月13日に五島列島沖に出漁した壱岐郷ノ浦の漁師53人が強い突風にあって遭難してから、このように呼ばれるようになったのだが、春を迎えるためには、避けて通れない自然現象だ。このあと三寒四温を繰り返しながら、本当の春がやってくる。
考えてみると、今の日本経済の状況も、きわめてよく似ているのではないか、と考えるのである。日本経済の春は、近いのだろうか。