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米国大統領選と日本の未来
謎めいた開票作業を経て、ジョー・バイデン氏が勝利宣言を行いました。といってもトランプ大統領が複数の州で結果をめぐって提訴しているので、真の勝者は連邦最高裁が決めることになるのですが。ともあれ、どちらが次の大統領になったとしても、日米合同委員会のトップである第5空軍司令官に政治を押さえられている日本としては、大きな影響が出てきます。 日本人にとって一番の関心事は国防でしょう。周辺の国がここ数年脅威をもたらしている中、強固な日米同盟によって致命的な状態に陥らずに済んでいるわけで、これを適切に維持することが日本の生き残りの鍵となるわけです。アメリカの助けなく自力で生きることは不可能な国ですから。 バイデン氏は中国と強い結びつきがあると言われています。マイク・ペンス副大統領は副大統領討論会で「ジョー・バイデンはこれまで何十年もの間、中国共産党の応援者だ」といっていました。またバイデン氏の息子のハンター・バイデン氏は中国やウクライナから金銭を受け取ったとも言われています。これらの事実から、彼らが向こう4年間の東アジアの平和を危険にさらすのではないかと心配する日本人が多くいます。 「バイデンは中国と取引をして尖閣諸島を中国に渡すのでは?」と心配する日本人もいます。「中国や北朝鮮が攻めてきても、アメリカは知らん顔をするかもしれない」 ともあれ、ひとたびジョー・バイデン氏が次の米国大統領になったときは、日本のただ一つの取る道は、すぐにワシントンに飛び、日米同盟を堅持してインド太平洋地域の平和を守るように働きかけることでしょう。それをするのが菅総理の重要なミッションと思います。
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The next US President and Japan’s future
Joe Biden made a victory speech as the President-elect today after mysterious ballot-counting processes. However, the Supreme Court of the United States will decide who the real winner is because President Donald Trump is filing cases to courts of several States on the results. No matter which will be the next President of the United […]
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香港は死んだ
香港に初めて行ったのは2004年のことで、それ以来、すっかり気に入って、ここのブログでも何度もエントリを書いたり、フォートラベルの旅行記も書いたりするなど、リピーターになってしまっていました。 香港高跳日記~梅窩から中環・100万ドルの夜景、黄大仙、尖沙咀~(フォートラベル)https://4travel.jp/travelogue/11698300 香港〜前年のリベンジで香港大仏、先達広場、新界、そして香港バタフライ〜(フォートラベル)https://4travel.jp/travelogue/11698312 また香港行ってきました(フォートラベル)https://4travel.jp/travelogue/11698329 香港からマカオに足をのばす(フォートラベル)https://4travel.jp/travelogue/11698351https://4travel.jp/travelogue/11698352 チョンキンマンションに泊まる蒸し風呂の夏の香港・深圳3泊4日の旅(フォートラベル)https://4travel.jp/travelogue/11698357https://4travel.jp/travelogue/11718114 香港 ~銀座をブラブラ、大仏・大澳・太平山をめぐる旅~(フォートラベル)https://4travel.jp/travelogue/11718398 元気をもらいに香港弾丸旅行~Apple Watchもゲット~(フォートラベル)https://4travel.jp/travelogue/11698375 香港の魅力というと、西洋菜南街の活気、旺角の先達廣場でのノキアのスマホ物色、ローストダックや亀ゼリー、HSBCの銀行口座、いろいろありますが、やはり、ちょっとゆるくて自由な雰囲気が一番だったと思います。気分が沈んだ時に元気をもらえるというか。 ということでかれこれもう8回訪港しています。
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Hong Kong is dead
Visiting Hong Kong was one of my favorites since I made the first trip there in 2004. I did it eight times until now. I loved to stroll on Sai Yeung Choi Street South where people were very cheerful and energetic, to enjoy wonton noodles, steamed duck, and gwilinggao at restaurants, to get Nokia’s brand […]
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第三次世界大戦の序章
令和二年は悪夢で始まったようです。正確に言うと年のはじめには、2ヶ月後にこうなってるなどと誰も予測し得なかったのです。言うまでもなく、いま世界全体が戦っているもの、つまりコロナウイルスの話です。
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Prelude to WWIII
The second year of the Reiwa period began with a nightmare. More precisely, at the beginning of the year, nobody could predict what would be going on just two months later. I am talking about what the entire world is fighting against—COVID-19. The coronavirus outbreak has been an urgent global issue. It was just the […]
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グローバル化の終わり
私が就職したのは、90年代終わりごろの「失われた10年」と言われた不況の時代の日本で、会社からよく「グローバルマインドを持て」と言われたものでした。 2000年までには、「グローバル」や「グローバル化」という言葉が、次なる新たなミレニアムを生き抜くためのキーワード(ときにはバズワード)として、ドットコムバブルとともにやってきました。当時は、TOEICのスコアを上げさせられたり、MECEだのSWOT分析だのロジカルシンキングの手法をマスターさせられたり、とにかく日本的な古いワークスタイルを廃して、グローバルな(といってもほとんどアメリカのですが)考え方に慣れるようにハッパをかけられたものです。 ところが2006年にライブドアショックがあり、IT長者たちが凋落していくのを目のあたりにすると、人は、アメリカ式のやり方ではうまくいかないと気づき、また日本を見直し始め、日本の良いものを再評価するようになりました。会社でも「日本品質」とか言い始めて、グローバルサービスよりもドメスティックなほうに目を向け始めたころでした。 2010年代になると、今までの内向き志向がまたぞろグローバルに向かい始め、日本企業がまた海外進出するようになりました。今度はアメリカだけじゃなく、インドや中国、ロシア、ブラジル、東南アジアやアフリカなどの第三世界に出て行って、会社のサービスもそういう企業のニーズや要望に沿うようなグローバルサービスが増えていきました。 また2010年代は移動の時代でもあり、LCCの台頭によって低価格で海外に行けるようになりました。外国と行き来する人を見ることはどこでも日常的になりました。 こうして見ると、グローバルとローカル、人々の志向は5~6年ごとに行ったり来たりしているように見えます。その伝でいくと、そういうグローバルな世界というのはもうそろそろ終わりそうに思います。今週、英国の国民投票でEU離脱を決めたのは、その最も象徴的なものではないでしょうか。ほかにもフランスやイタリア、スペインなど、移民の流入やそれに伴うヨーロッパ内のテロに悩まされている国で同様の動きがあると聞きます。 同様に、アメリカでも、ドナルド・トランプ氏が、国境に壁を造り、メキシコ人やイスラム教徒をシャットアウトしろと言って、保守的で比較的貧困層のアメリカ民衆から熱狂的な支持を受けています。対抗馬のヒラリー・クリントン氏でさえ、TPPには反対するなど、保護主義的な主張をしています。日本でも、旗を持った過激な愛国主義者たちが通りに繰り出し、隣国人は出て行けと言ってヘイトスピーチをするようになりました。 思うに、今は時代のターニング・ポイントで、これから「グローバルな世界」はなくなっていくでしょう。民衆は自分の国のことだけを考えるようになり、そこここで紛争や、場合によっては武力衝突が起こるかもしれません。これから5~6年、少なくともトランプ氏かヒラリー氏の大統領の任期の間はそうなると思います。できることは、そういう世界を傍観しながら、将来状況がどう変わっても対処できるように、選択肢をできるだけ多く持っておくことではないでしょうか。
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The end of globalisation
When I started my career in the late 1990s, my employer encouraged us to have a global mind to cope with Japan’s recession so-called “the lost decade”. By 2000, the words “global” and “globalisation” were used as the keywords — and sometimes buzzwords — for surviving the upcoming new millennium, followed by the dot-com bubble. […]
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ロンドン散歩
(ハワース散策からの続きです) 3日目の朝、雨の降る中、B&Bをチェックアウトしました。 平日なので蒸気機関車はやっておらず、B&Bの奥さんがロードン・ロードにある最寄りのバス停まで連れて行ってくれ、そこでキースリー行きのバスを待つようにと言ってくれました。 バスを待っていると、年配のご婦人が話しかけてきて、どこまで行くのかと尋ねられたので、「ロンドンまでです」と答えると、もう1人のご婦人が話に加わり、バスがくるまでの間、3人でお話してました。
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A walk in London
(Continued from A stroll in Haworth) On the third day, I checked out of the Heathfield B&B on the rainy morning. Since it was a weekday, Keighley Worth & Valley Railway was out of service. The mistress took me to the nearest bus stop on Rawdon Road and told me to wait there for the […]