今年も恒例の、毎年経験したことをキーワードにまとめる時期がやってきました。今年は世界的にコロナ禍が人々の生活を大きく変えましたが、私も例外ではなく、一年のほとんどの日でステイホームとテレワークを強いられたのでした。
とはいえ、こんな年でも新しい出会いというのはあるもので、今年のキーワードとしてはシナぷしゅ、拳銃、プログラミングをあげたいと思います。
シナぷしゅとは、今年の4月に始まったテレビ東京の0歳〜2歳を対象とした朝のテレビ番組で、歌やアニメ、音楽、ギミック、アートワークなどなど、先進的なアーティストが素材を提供しており、対象となる赤ちゃんだけではなく、私のような大人にとっても刺激になる内容で、最近では平日の朝の仕事前に定期的に見るまでになったのでした。
3月から5月のステイホームの時期には、拳銃にも関心を持ちました。子供の頃にも興味はあったんですが、その頃知っていたコルトやスミス&ウェッソン、ルガー、ベレッタ、ワルサーなどの古くからある拳銃ブランドだけでなく、ユーチューブや本などを見て、グロックやデザートイーグル、シグサウアー、ヘックラー&コッホといった最近のブランドについても知りました。また自動式拳銃の動作や、正しい扱い方、保管の仕方、分解の仕方なども独学で知りました。そして(ガスガンですが)銃を通販で買い、使い方に実際に触れてみました。実銃を使う以外のことはすべてやったかと思います。
これらの経験から、拳銃は、子供のころにドラマや映画やアニメで見たのと全然違うということがわかりました。フィクションとは違って、動く的を狙ってピストルでちゃんと当てることは難しいことだとわかりました。拳銃は護身用の武器としてはあまり期待できないと思います。刀を持って襲いかかってくる敵を撃つためには、銃と弾倉を保管場所のカバンから取り出して弾倉を銃に挿入し、遊底を後ろに引いて弾を薬室に送り、照準装置で相手を狙い、そして安全装置を外す、という一連のことをしなければなりません。そんなことしてる間に敵に間合いに入られて斬られてしまいます。拳銃は刀には勝てないということがわかりました。
そして、プログラミングというのも今年の主な経験の1つです。これまで仕事が忙しく、15年以上プログラミングから遠ざかっていました。今年、ステイホームになって少し自由時間が増えたので、GitHubにアカウントを作ってコードを書き始めました。この15年間のコンピュータテクノロジーの進化ぶりは驚くばかりですが、最近は言語もオープンソースになりIDEも使いやすくなっていて、比較的早く新しい言語に慣れることができました。この半年で、Python、Javascript、JQuery、Go、SwiftUI、Kotlin、Julia、PHPなどの言語をかじり、IDEもPyCharm、Anaconda、Xcode、Visual Studio Codeなどいろいろ使ってみました。覚えやすい言語もあればそうでないのもありましたが、まだまだ最新のコンピュータテクノロジーに追いついているとはいえないものの、小規模なプログラムや小さいアプリ、中規模なWebシステムぐらいは作れるようになったかなと思ってます。
2019年のキーワードは北海道、メルカリ、グランドチェロキーでした。2018年のキーワードはキャッシュレス、日本語、復帰、2017年は近江友里恵、NHK、帯状疱疹、英語の試験でした。2016年は、キーワードは国内移動、地図作り、ジープでした。同様に、2015年はアメリカ(メイン州)、エストニア、職場異動でした。2014年にはイギリス、Androidを経験しました。2013年に出会ったのはアーユルヴェーダ、韓国、高校の同窓生、高城剛でした。2012年のキーワードは王子、麻雀、CA、Facebookで、2011年のキーワードはクルマ、イギリス文化、中国でした。
来年もあまり良い年になる気がしません。コロナは収まる気配もなく日本の政治は迷走、アメリカに新しくできる親中政権は日本に辛く当たりそうです。それでも、個人はその中で泳ぎ切らなければなりません。英語とITスキルを磨きつつ、金融資産とタンジブル資産を含む自分のリソースを分散させて、何が起こっても対応できるように備える以外にはないと思っています。