NY不時着事故より

昨日、USエアウェイズ1549便がハドソン川に不時着した事故、被害に遭われた乗客の皆様には心よりお見舞い申し上げたいと思いますが、ともあれ犠牲者が全く出なかったことは何よりでした。熟練パイロットの冷静な判断には頭の下がる思いです。

さて今回の事故はバードストライク(空港周辺の鳥の群れが機体にぶつかり、ジェットエンジンの空気吸い込み口から吸い込まれてエンジンに障害が起こる)によって2基ともエンジンが止まってしまった(今回の機体はエアバス320で、両翼に1基ずつエンジンがついている)ためとのことですが、昨年、帰省で飛行機に乗っていたとき、私の後ろの座席に座っていた夫婦の会話でちょうどその話題になっていたのを思い出しました。

妻のほうが「エンジンの前の部分にネットをかぶせて、鳥が入り込まないようにしておけばいいじゃない。どうしてこんな簡単なことが誰も思いつかないのか不思議でしょうがない」とえらく息巻いていました。
本当に誰も思いついてないのだろうか、もし思いついてないんだったら今からでも特許書けば大儲けできるんじゃないかと思って調べてみたら、
航空機のエンジン空気吸込み口のバードストライク防除装置
1998年に金子敏雄さんという方が既に申請済でした。

やはり人間考えることはだいたい同じようです。。。


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