イギリスの席次

イングランド・ウェールズにおける席次(precedence)表は以下のとおりです。

  1. 女王(The Queen)
  2. エディンバラ公(The Duke of Edinburgh)
  3. プリンス・オブ・ウェールズ(The Prince of Wales)
  4. 君主の次男以下の息子
  5. 君主の孫(親の年齢の順)
  6. 君主の従兄弟(親の年齢の順)
  7. カンタベリー大司教(Archbishop of Canterbury)
  8. 大法官(Lord High Chancellor)
  9. ヨーク大司教(Archbishop of York)
  10. 首相(The Prime Minister)
  11. 大蔵卿(Lord High Treasurer)(いれば)
  12. 枢密院議長(Lord President of the Council)
  13. 下院議長(Speaker of the House of Commons)
  14. 貴族院議長(Lord Speaker)
  15. 最高裁判所長官(President of the Supreme Court)
  16. 主席裁判官(Lord Chief Justice of England and Wales)
  17. 王璽尚書(Lord Privy Seal)
  18. 大使(Ambassador)および高等弁務官(High Commissioner)
  19. 式部長官(Lord Great Chamberlain)
  20. 大司馬(Lord High Constable)(いれば)

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近江友里恵さんのこと

NHKのアナウンサーの近江友里恵さんのファンです。といっても今年のお正月に実家に帰省していたときにたまたま「ブラタモリ」をTVで見て初めて知ったんですが。「ブラタモリ」自体、桑子真帆アナウンサーがアシスタントをしていた時代に一度見たきりで、それまでほとんど見たことなかったのですが、このときは、昼に「伊勢」「横浜」の回の再放送をやっていて、さらに夜には「鶴瓶の家族に乾杯」とのコラボレーションスペシャルで成田山に行っていた回の放送があって、そこに出ていたアシスタントの近江アナウンサーがなんかいい味を出していて、注目するようになりました。

グーグル先生やウィキペディアによると、近江友里恵さんは2012年にNHKに入局して、朝のニュース番組「おはよう日本」の「まちかど情報室」のコーナーなどに出ているアナウンサーとのこと。私は、朝は十数年来、テレビ東京の「モーニングサテライト」を見ていたので、「まちかど情報室」はたまにしか見ることがなかったのですが、そこで衣装をうしろ前に着て出演する(※)というちょっとドジっ娘ぶりも披露してしまうキャラのようです。「ブラタモリ」でも、ときどき温度計を読み間違えたり、ハブ取り棒でつかまえたハブを入れた箱を素手で閉めようとしてしまうというポンコツっぷりを見せてくれる天然キャラとして人気を博している模様。「私、優柔不断なんで、すぐ迷っちゃう」と公言し、「優柔不断が治りますように」と成田山にお祈りするゆとりキャラで、なんか「守ってあげたい」感を強く感じさせるオーラがただよっているように感じたわけです。なんか、職場の後輩とかにいたらいろいろ教えてあげたくなるような。キラキラしたいわゆる“女子アナ”らしからぬ、おっとりとした雰囲気で、着ているものもけっして派手ではなく流行を追い過ぎず、むしろ中学生のようなちょっとあか抜けない感じさえして、それでいて育ちのよさを感じさせる、すれていないしゃべり方。ひとことでいうと“可愛すぎる”ということでしょうか。

スポーツはあまり得意ではなく、動物もどちらかというと苦手で、けっしてアドリブをきかせて要領よく立ちまわるタイプではないものの、地頭はよく真面目に、堅実に何ごともきっちり取り組む感じ。それでいてちょっと天然というキャラは、なんだか私自身をみているようで、それで親近感をおぼえたのかもしれません。

近江さんはその後、4月からは隔週で「おはよう日本」のキャスターを担当することになり、朝5時から出るようになったので、近江さんの出る週は朝5時起きで「おはよう日本」を見て(出ない週はこれまでどおり「モーサテ」を見てますが)、土曜の夜7時半からは「ブラタモリ」を見るという生活になったんですが、このたびNHK文化センターの企画で、9月30日に名古屋で近江さんのトークライブがあるということを聞きおよび、さっそく申し込んで名古屋まで聴きに行ってきました。

※2016年6月20日の「まちかど情報室」で、衣装の「Backリボンギンガムブラウス」をうしろ前に着て出演してしまい、視聴者から指摘を受けて、NHKの広報とニュースとアナウンス室の偉い人たちが会議の結果、「本人が間違って着てしまいました。これからは正しい方向に着るようにします」という公式文書を出すにいたった事件。

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Yurie Omi

Yurie Omi

According to Wikipedia, “Yurie Omi (born July 27, 1988) is a Japanese female announcer, television reporter, television personality, and news anchor for NHK. Omi is one of the hosts of NHK morning news show NHK News Ohayō Nippon. She is also the co-host of NHK television series Bura Tamori aired from April 2016.”

I’ve been a big fan of Yurie Omi since the beginning of this year when I sat in front of the TV by chance at my parents’ house and watched her for the first time in Bura Tamori (I had rarely seen it before, though). This program is a travel show where NHK’s broadcaster strolls Japan’s particular town or area with Tamori, one of Japan’s renowned TV personalities, and a geophysicist, a local historian or a curator, to investigate the place’s topics such as terrain features, history, culture and civil engineering.

Why do I think she is so attractive? I think the reason is three-fold. Firstly, she sometimes shows goofy behavior in her TV programs, although she is actually very smart and good-looking. She wore her dress back to front in the news show. In Bura Tamori, she read the thermometer incorrectly. (She said the temperature of hot spring water was 940 degrees Celcius while it really pointed 94.0 degrees.) Such slight weaknesses mean imperfection, which is what Japanese people value in tradition. This mentality makes the Japanese regard her weaknesses as charming. Secondly, she acts or speaks less highhandedly than average so-called “joshi-ana” and TV personalities. They often show off, but she doesn’t. They often speak aggressively, but she never does it. Her attitude like this gives a favorable impression to many Japanese viewers. Thirdly, most of her personality looks so similar to mine that I find something congenial in her. I don’t think she is such a personality that is good at thinking on her feet and speaking off the cuff with a ready wit. Rather, she looks genuine, and she can only do diligently what she has to do with simple honesty. Such characteristics of her is just like mine.

For those reasons, I got fascinated by her. I watch every TV program she appears in. I get up at five in the morning on weekdays to watch NHK’s morning news show she hosts. In Saturday evening I watch Bura Tamori to see her traveling with Tamori.

In addition to watching her on TV, I had a chance to see her with the naked eye. One day I got the information that she was going to hold a lecture presentation at Nagoya on September 30 and was requesting for audience. I applied for it because it might be my once-in-a-lifetime chance to meet her up.

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ハワース散策

English breakfast
本当のイギリスへの旅からの続きです)

ヒースフィールド・ベッド&ブレックファーストの朝食はまさにブリティッシュ・ブレックファーストで、目玉焼き、フライドポテト、マッシュルーム、トマトを半分にして焼いたやつ、ベーコン、ソーセージ2本、そしてシリアル、トースト、オレンジジュースに紅茶とすごいボリュームでした。イギリスの朝食時間帯はちょうど日本の夕食どきなので、一番食が進む時です。

朝食中にも宿のご夫婦はいろいろ話しかけてくれます。食事しながら英会話するのは少しハードですが、お話するのは楽しいものです。
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本当のイギリスへの旅

Town in Haworth
ちょっと前の話ですが、イギリスに行ってきました。ブリティッシュ・ヒルズでも英語村でも栃木あたりにある英国風のコテージでも日本にある他の「ニセ英国」でもなく、死ぬまでに一度は訪れてみたかった本当のイングランドです。行き先は、森薫「エマ」の舞台のロンドンと、ハワースです。
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A stroll in Haworth

English breakfast
(Continued from A trip to real England)

Breakfast served at Heathfield Bed & Breakfast was really British-style, with a fried egg, fried potatoes and mushrooms, a fried tomato cut in half, two slices of bacon and two sausages as well as cereals, slices of bread, a glass of orange juice and a cup of tea. I have a good appetite for breakfast in England, because when it’s a breakfast time in England it’s the time to have dinner in Japan where it’s nine hours ahead. Continue reading “A stroll in Haworth”

A trip to real England

Town in Haworth
Although it was a bit while ago, I made a private trip the United Kingdom. It was not the British Hills, not an English village, not a British-style cottage in Tochigi Prefecture, not any other “fake Britain” in Japan. It was the real England, where I had wanted to visit before I died. I visited London and Haworth, West Yorkshire. Both of those places were introduced in a Japanese manga, Emma, by Kaoru Mori, which was one of my favourite comics I’d ever read.
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坊っちゃん

Kindleも最近は日本語書籍が読めるようになったので(といっても著作権切れの古典ばかりだけど)、「大日本帝国憲法」とか「学問のすすめ」とかいろいろiPadに落としてるのですが、この休みを利用して「坊っちゃん」を読んでみました。
「坊っちゃん」は小中学生時代に夏休みの読書感想文のネタとして毎回(提出先の担任が毎年違うので)使わせてもらって、いつも似たような内容で提出していたんですが、大人になってから再度読み返すと、純朴な当時には見えなかったものがいろいろ見えてきました。
マドンナとは赤シャツ教頭のなじみの芸者のことだと思ってたんですが、実はそうじゃなく、うらなり先生の許嫁の女性のことで、それを赤シャツが略奪した上、お人好しのうらなり先生を僻地にまで飛ばしたこと、そのやり方に怒った山嵐先生と赤シャツとの仲が悪くなったこと、そのさなかに赴任してきた主人公は、最初赤シャツ陣営に言葉巧みに引き入れられそうになり、釣りに連れて行かれたり、山嵐の悪口を吹き込まれたりしたせいで、いったんは山嵐と喧嘩状態になったこと、しかし赤シャツらの人間性が疑わしく、さらに下宿の婆さんに事の顛末を聞き及んでからは山嵐と和解し、以後は山嵐と協同戦線を張るようになったこと、赤シャツは山嵐までも排除しようとして、弟を利用して、山嵐と主人公を生徒と他校生との喧嘩の中に放り込んで暴れさせ、それを新聞に書かせて悪者に仕立て上げたこと、以上は今回初めて知りました。今まで何を読んできたのやら…。
なんだ全部女がらみのトラブルか。
それにしちゃ最後の制裁の加え方がしょぼいな。

ねりたんアニメプロジェクト

Neritan_Anime_Project.jpg私の住んでいる練馬区はアニメの発祥の地とのことで、日本初のアニメ映画が1958年に出て以来ずっと、有名な東映アニメーションをはじめ、90社以上のアニメ関連会社が集積した場所だそうです。ドラゴンボール、ワンピース、ニンジャタートルズ、セーラームーンなどはここで制作されています。

練馬区主催で、「ねりたんアニメプロジェクト in 大泉」というのが今日、大泉在住の漫画家・松本零士氏を招いて西武線の大泉学園の駅近くで行われています。松本零士氏は「銀河鉄道999」で有名な漫画家で、「銀河鉄道999」は80年代の子供ならこの漫画を知らない人はいないというぐらい有名な作品です。若い人たちのために説明すると、「銀河鉄道999」は高度技術文明が栄え、「機械の身体」を持った人々が人間性を失っていっている未来の宇宙を舞台にした作品で、星野鉄郎という少年が不滅の機械の身体を手に入れることで永遠の命を求めていますが、機械の身体は高価で、ただ惑星アンドロメダに行けばそれをタダで手に入れられるといわれています。惑星アンドロメダは銀河鉄道999の終着駅であり、そのため鉄郎は銀河鉄道に乗りたいと思っています。鉄郎は、亡き母の面影を残した美しい女性メーテルと出会います。メーテルは、鉄郎にもし自分と一緒に来てくれるなら999のパスをあげると言い、鉄郎は同意して、999での旅が始まります。999では、鉄郎とメーテルの旅にかかわる厳格で不思議な車掌さんを交え、物語が展開していきます。

「銀河鉄道999」の初出は1978年で、今年がちょうど30周年にあたります。

式典では松本氏が西武鉄道から大泉学園の一日駅長に任命され、「銀河鉄道999」の「車掌さん」が名誉駅長に任命されました。

Leiji Matsumoto making a speech

任命式のあと松本氏がスピーチをし、自分が大泉に住む事になったのは運命だと語りました。福岡から上京時、ほんとに「たまたま」この地に住み始めたそうですが、ある日近くを散歩していると、牧野庭園(植物学者・牧野富太郎の邸宅跡)を見つけ、ちょうどそのとき処女作である昆虫をテーマにした漫画を描いていたところで、同じ生物を取り扱うということで、牧野富太郎が自分をここに呼んでくれたんじゃないかと感じたということです。

運命ということなら、私も「たまたま」銀河鉄道999の原作をほんの2週間ほど前から「エマ」といっしょに読み始めていたところなのでした。読み始めた頃はこんなイベントをやることなどつゆ知らず。きっと銀河鉄道999を読んだのも、このイベントに出たのも、運命といえるかもしれません。

アニメは今やヲタのマニアックな趣味にとどまらず、今日の日本の重要な産業の一つとなっています。日本経済が長らく停滞し、日本のテクノロジーも稼げなくなってきている今、アニメが将来の日本人にとっての大きな救世主となるのかもしれません。

関連する写真をFlickrにアップロードしました。

Anime festival

Neritan_Anime_Project.jpgThe town of Nerima, Tokyo, where I live for seven years, is home to Japanese animation, or anime. Nerima has had one of the biggest anime studios, Toei Animation Company, as well as more than 90 intensive anime-related companies since Japan’s first anime film was aired in 1958. World’s famous animes such as Dragon Ball series, One Piece, Teenage Mutant Ninja Turtles, and Sailor Moon series, has been created in this place.

The Nerima Ward government hosted today an anime festival, Neritan Anime Project in Oizumi, around Oizumi Gakuen station of Seibu Railway, to which Toei Animation Company is close. Leiji Matsumoto, one of Japan’s famous manga-anime artists and a resident of the Oizumi neighborhood, was invited to the festival. One of his works, the Galaxy Express 999, was a great anime series popular among many Japanese kids in 1980s. For those of you who don’t know this manga, the story of it is set in a space-faring, high-tech future, where mechanized people with “machine bodies” are pushing humanity towards irrelevance and extinction. A street urchin, Tetsuro, wants an indestructible machine body, giving him the ability to live forever. While machine bodies are expensive, they are supposedly given away for free on the planet Andromeda, the end of the line for the space train Galaxy Express 999. He meets up with a beautiful woman, Maetel, who is the spitting image of his dead mother. Maetel offers him passage on 999 if he will be her traveling companion. Tetsuro agrees. Another notable character is the strict, mysterious alien conductor, that sometimes gets involved in Tetsuro and Maetel’s adventures. (See Wikipedia) The Galaxy Express 999 was first published in 1978, so this year is the 30th anniversary.

Today Matsumoto was appointed a “one-day station master” of Oizumi Gakuen station. He settled near the station when he was 25 years old, and created the wonderful manga and anime works in Oizumi. The ward government and the Seibu Railway company granted such a honorary position on him for his long-year contribution to this neighborhood.

Leiji Matsumoto making a speech

He said through his speech, that his habitation in the Oizumi neighborhood was destiny. When he came to Tokyo from his birthplace, Fukuoka, he just “happened to” start living there. One day when he walked around his house he found a former resident of Tomitaro Makino, a Japan’s well-known botanist. At that time he began his manga artist career through his first work focusing on entomology. Matsumoto felt as if he had been lead to live near Makino, as a person working with wildlife.

When it comes to destiny, I happened to begin reading his Galaxy Express 999 comic books just two weeks ago as well as Emma, when I did not know about this festival. I think that perhaps it is also destiny that I read this comic these days and come to the festival today.

Anime is now not only a maniac hobby by otakus, geeks or nerds, but is one of Japan’s important industries today. As Japan’s economy has been in recession for many decades and its technology is becoming less cost-effective, anime industry may be a great messiah for the future Japanese people.

Some of the pictures are uploaded on Flickr.