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  • 亜米利加さんに逝ってきました2005 in 横田

    8月20日(土)と21日(日)の2日間、東京・福生の横田基地の日米友好祭が開かれており、基地の第5ゲートがオープンしている。アメリカの物産品を手に入れるにはまたとない機会だ。 僕が今年行く目的は、アメリカ赤十字社の防災キットを手に入れることだ。 災害やテロの脅威が増している中、防災用品を一通り揃えておく必要があると常々感じていた。かといって、そこらに売っているようなダサいのは持ちたくない。アメリカ赤十字社のEmergency Preparedness Kitは、緊急時に必要な物品を揃えながらも、見た目にも配慮して、いかにも防災用品というようなダサさを極力排除した作りになっている。 Webサイトのオンラインストアもあるのだが、アメリカ国内にビリングアドレスのあるクレジットカードしか受け付けていないので、日本に住む日本人は事実上、買うことができない。が、去年横田基地でこのようなグッズを販売していたのを見かけていたので、今年、横田で手に入れようと考えたのである。 20日の朝9時のゲートオープンを期して入場。他の展示には目もくれず赤十字社のブースへ行く。販売品目のリストを見てみたのだが、いわゆる「防災キット」というのは売っていなかった。代わりに、応急処置キット(First Aid Kit)がいろいろ並んでおり、他にバックパックやトートバッグ、Tシャツなどが売られていた。 とりあえず、First Aid Kitのピロータイプ(?)とかいうものを買ってみた。このタイプのキットは現品限りの販売で、僕が買った1セットしか置いてなかったとのこと。 中を開けると、いろいろなサイズの絆創膏、三角巾、包帯、ハサミ、テープ、冷却剤などが入っていた。30ドル。 他に、バックパックも買ってきた。 防災キットのバックパックとは少しデザインが違っているが、まあこれだけでも緊急持ち出し袋としては十分使えるだろう。10ドル。 当日は炎天下でコンクリートの照り返しがきつく、体調が悪かったことも手伝って、3時間もウロウロしているとすっかり熱射病気味で、頭が痛くなってヘロヘロになってきたし、去年も友好祭に行ってイベントの内容はだいたいわかっているので、今回はアメリカのジュースやお菓子を買い込むだけ買い込んで、早々に基地を引き上げることにした。 フラフラと牛浜駅方面へ歩いていると、すぐ前を歩いていた学生風の若い女の子2人組に話しかけられた。芥川賞作家の綿矢りさと金原ひとみの組み合わせのような感じの、白い洋服を着た清楚な感じのルックスの子と、キャミソールを着て少し日焼けしたギャル系の子だった。逆ナン?と少し期待したら、なんでも牛浜駅への行き方がわからないとのこと。彼女たちは来るときは東福生駅で降りて、そこから2~3キロほど歩いて基地に来たのだそうだ。僕も最初に友好祭に来たときは同じことをしたので、延々歩かされた彼女たちに少し同情しつつ、牛浜駅まで同道してあげた。もうちょっと体調が良ければ「このあと遊びに行かない?」てな展開にしたかったんだけどな……。ちょっとそういう元気もなかったので、そのまま彼女たちとは別れてしまった。 家に帰り着くとすっかり疲れ果て、そのままベッドに倒れこんでしばらく死んでいた。数時間後、我に返ってから、何か物足りないことに気づいた。赤十字のグッズは買った。アメリカのクッキーやケーキやお菓子も買った。ゲータレードやソーダも買った。だが、アメリカのビール類を全く買ってなかったのだった! 2日目、元気があったら、もう一回行って買い込んでこようかなあ……。 Technoratiタグ: 日記 | アメリカ | 米軍基地 | 横田 | 友好祭 |