英文での約物の使い方

約物(punctuation mark)とは、句読点やセミコロン、コロン、括弧、エリプスなど、文における機能を示す記号のことです。

英文を書くときに、ピリオドやコンマなどはどういう時に、どういうタイミングで使うルールなのか、なかなか日本人は学校で学ぶ機会もないので、ここで整理してみました。以前のエントリの書き直しです。

(本記事は2019/3/16に改訂しました)

文の終わりに使う約物

文の終わりに使う約物として、終止符(period)、疑問符(question mark)、感嘆符(exclamation mark)があります。

終止符(.)

終止符は、平叙文や、命令文のほとんどについて、その末尾に使います。

Jane rode the elevator to the eighty-second floor.
ジェーンはエレベーターに乗って82階へ行った。
Get off the elevator, please.
エレベーターから降りて下さい。

疑問符(?)

疑問符は、疑問文の末尾に使います。

What is wrong with this elevator?
このエレベーターのどこがおかしいのですか?

他の文の中に疑問文を書くときは、疑問符はその疑問文の末尾につけます。

Did the help button work? was the question on Jane’s mind.
そのヘルプボタンは使えるのか?というのがジェーンの心の中の疑問だった。

感嘆符(!)

感嘆符は、感嘆文や、命令文の一部について、その末尾に使います。

Help! This elevator is stuck!
助けて!このエレベーター故障してる!
Push the help button now!
今すぐそのヘルプボタンを押して!

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アメリカの席次

米国における席次(order of precedence)は以下のとおりです。

  1. 大統領(President of the United States)
  2. 副大統領(Vice President of the United States)
  3. 主催地の知事(Governor)
  4. 連邦議会下院議長(Speaker of the U.S. House of Representatives)
  5. 連邦最高裁判所長官(Chief Justice of the United States)
  6. 前・元大統領またはその未亡人(任期の早い順)
  7. 前・元副大統領またはその未亡人(任期の早い順)
  8. 米国大使(Ambassadors from the United States)
  9. 国務長官(Secretary of State)
  10. 駐米大使(Ambassadors to the United States)
  11. 連邦最高裁判所判事(Associate Justices of the Supreme Court)(任命順)
  12. 前・元連邦最高裁判所長官(任命順)
  13. 前・元連邦最高裁判所判事(任命順)

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英語で参考文献を書く

本でも論文でもブログでも、なにかを書くときに、他人のアイデアや言葉を使うときは、その出典を文献管理(documentation)しなければなりません。それをしないで、他人の考えを盗んで自分のもののようにみせかけることは、盗作(plagiarism)とよばれ、ばれると非常に重い社会的制裁を受けてしまう重大な反則事項です。

ここでは英語で文章を書いたときの参考文献の参照のしかたを紹介します。

(2019/3/16本記事書き直し)

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英語で題名を表記する

英語を書くときに、題名をどう表記するか、意識していますか? ちゃんとルールがあるんです。今回は題名を表記するときのルールについてみていきます。

(2019/3/16改訂)

イタリックにするもの

次のようなものの題名は、イタリックにします。手書きの場合は、アンダーライン(下線)を引きます。

  • 本(例:A Tale of Two Cities「二都物語」)
  • パンフレット
  • コレクション
  • 定期刊行物(例:The PostNewsweek
  • 新聞(例:The New York TimesThe Yomiuri ShimbunThe Wall Street Journal
  • 長編詩(例:Odyssey「オデュッセイア」)
  • 演劇(例:La Traviata「椿姫」)
  • 映画(例:Bonnie and Clyde「俺たちに明日はない」、Seven Samurai「七人の侍」)
  • ミュージカル作品(例:Mamma MiaHalf A Sixpence
  • 絵画や彫刻の作品(例:The Jewish Bride「ユダヤの花嫁」、The Thinker「考える人」)
  • テレビ番組(例:Miami Vice「マイアミ・バイス」、Bura Tamori「ブラタモリ」)

題名が冠詞(a、an、the)ではじまるようなとき、それをつけると文の構文に合わなくなるような場合には、その冠詞を取ることができます。たとえば

Dickens’ A Tale of Two Cities was his favorite novel.
ディケンズの「二都物語」は彼の好きな小説だ。

とすると、Dickens’ A Taleとなってしまい、文法的におかしくなってしまいますね。

そんなときには、Dickens’の次のAを取り除いて

Dickens’ Tale of Two Cities was his favorite novel.

のようにあらわします。

定期刊行物の題名が、冠詞ではじまる題名で、それが文中にくる場合には、その冠詞はイタリックにしたり下線を引いたりはしません(ただしその冠詞が文頭にくる場合は除きます)。たとえば

The headlines of the Post are legendary.
「The Post」のヘッドラインは伝説になるほど有名だ。

の「the Post」の前の「the」はイタリックになりません。

引用符でくくるもの

次のようなものは、ダブルクォーテーション(引用符)でくくります。

  • (新聞や雑誌の)記事名
  • エッセイの題名
  • 歌の題名
  • 本の各章の題名
  • 短編小説の題名
  • 短い詩の題名
  • ミュージカルの一場の題名
  • テレビ番組のそれぞれの一話の題名

例:

I saw a movie made from the short story “Ballad of the Sad Cafe”.
私は短編小説「Ballad of the Sad Cafe」をもとにした映画を見た。

I love “the Trouble with Tribbles” episode of Star Trek.
私は「スタートレック」の「the Trouble with Tribbles」の回が好きだ。

まとめ

  • 本、パンフレット、コレクション、定期刊行物、新聞、長編詩、演劇、映画、ミュージカル作品、絵画や彫刻の作品、TV番組の題名は、イタリックにする
  • 新聞・雑誌記事、エッセイ、歌、本の各章、短編小説、短い詩、ミュージカルの一場、TV番組の一話の題名は、引用符でくくる

いかがでしたか? 題名の表記のルールを知って、正しく英文を書くようにしましょう。

参考文献:The Princeton Language Institute. 21st Century Guide To Improving Your Writing. New York: Dell Publishing, 1995.

Visiting Maine

I think it's too late to write this entry, but I visited Portland and Boothbay Harbor, Maine in this September. I watched a musical play Carousel at Kokugakuin Tochigi High School performed by its musical club a few weeks before. Carousel is a musical that features a love story of a young girl and a barker in Maine, filmed in 1956. That inspired me to visit this state and, if I could, eat some lobsters and clambakes.

There were no direct flights from Tokyo to Maine, so I chose flights from Tokyo (Narita) to New York (JFK), and from LaGuardia to Portland (Maine's largest city). All flights were Delta Airlines.

DL172 to JFK

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回転木馬とロブスター(4)

前のエントリ

いよいよ日本に戻る日になりました。もう少しいたかったんですが、チケット代の関係でこの日程で戻るのが一番安上がりだったので。

ポートランドから日本への直行便はないため、デトロイト、シアトルと2回乗り換え、シアトルから羽田まで直行便に乗ります。全行程、デルタ航空です。

Portland International Jetport

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回転木馬とロブスター(2)

前のエントリ

泊まったモーテルは、こういう場所。

La Quinta Inn & Suites

アメリカの地方都市によくありそうなモーテルですが、アメリカの文化を感じるのにはうってつけの環境かと。

朝食はこんな感じのビュッフェスタイル。これもモーテルにありがちなスタイル。

Breakfast at La Quinta Inn & Suites

ソーセージとかベーコンとか温かい食事は一切ついてなく、オートミールを温めるかワッフルを自分で焼くかしないと温かい食べ物にはありつけません。

さてミュージカル「回転木馬(Carousel)」は1956年にゴードン・マクレー、シャーリー・ジョーンズ主演で映画にもなっていて、その映画が撮影されたのがメイン州のブースベイハーバーという場所だそうです。ポートランドからブースベイハーバーまで約50キロ。車でないと行けない場所ですが、せっかくならレンタカーを借りてアメリカドライブもしてみようと思い、レンタカーを手配していたのでした。

レンタカーの窓口はポートランドの空港にあるので、モーテルから空港に向かいます。タクシーを呼んでもよかったのですが、空港まで1キロぐらいしか離れてないので、アメリカの田舎町の雰囲気を感じるのと健康も兼ねて(?)歩いてみることにしました。

 

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