英語で題名を表記する

英語を書くときに、題名をどう表記するか、意識していますか? ちゃんとルールがあるんです。今回は題名を表記するときのルールについてみていきます。

(2019/3/16改訂)

イタリックにするもの

次のようなものの題名は、イタリックにします。手書きの場合は、アンダーライン(下線)を引きます。

  • 本(例:A Tale of Two Cities「二都物語」)
  • パンフレット
  • コレクション
  • 定期刊行物(例:The PostNewsweek
  • 新聞(例:The New York TimesThe Yomiuri ShimbunThe Wall Street Journal
  • 長編詩(例:Odyssey「オデュッセイア」)
  • 演劇(例:La Traviata「椿姫」)
  • 映画(例:Bonnie and Clyde「俺たちに明日はない」、Seven Samurai「七人の侍」)
  • ミュージカル作品(例:Mamma MiaHalf A Sixpence
  • 絵画や彫刻の作品(例:The Jewish Bride「ユダヤの花嫁」、The Thinker「考える人」)
  • テレビ番組(例:Miami Vice「マイアミ・バイス」、Bura Tamori「ブラタモリ」)

題名が冠詞(a、an、the)ではじまるようなとき、それをつけると文の構文に合わなくなるような場合には、その冠詞を取ることができます。たとえば

Dickens’ A Tale of Two Cities was his favorite novel.
ディケンズの「二都物語」は彼の好きな小説だ。

とすると、Dickens’ A Taleとなってしまい、文法的におかしくなってしまいますね。

そんなときには、Dickens’の次のAを取り除いて

Dickens’ Tale of Two Cities was his favorite novel.

のようにあらわします。

定期刊行物の題名が、冠詞ではじまる題名で、それが文中にくる場合には、その冠詞はイタリックにしたり下線を引いたりはしません(ただしその冠詞が文頭にくる場合は除きます)。たとえば

The headlines of the Post are legendary.
「The Post」のヘッドラインは伝説になるほど有名だ。

の「the Post」の前の「the」はイタリックになりません。

引用符でくくるもの

次のようなものは、ダブルクォーテーション(引用符)でくくります。

  • (新聞や雑誌の)記事名
  • エッセイの題名
  • 歌の題名
  • 本の各章の題名
  • 短編小説の題名
  • 短い詩の題名
  • ミュージカルの一場の題名
  • テレビ番組のそれぞれの一話の題名

例:

I saw a movie made from the short story “Ballad of the Sad Cafe”.
私は短編小説「Ballad of the Sad Cafe」をもとにした映画を見た。

I love “the Trouble with Tribbles” episode of Star Trek.
私は「スタートレック」の「the Trouble with Tribbles」の回が好きだ。

まとめ

  • 本、パンフレット、コレクション、定期刊行物、新聞、長編詩、演劇、映画、ミュージカル作品、絵画や彫刻の作品、TV番組の題名は、イタリックにする
  • 新聞・雑誌記事、エッセイ、歌、本の各章、短編小説、短い詩、ミュージカルの一場、TV番組の一話の題名は、引用符でくくる

いかがでしたか? 題名の表記のルールを知って、正しく英文を書くようにしましょう。

参考文献:The Princeton Language Institute. 21st Century Guide To Improving Your Writing. New York: Dell Publishing, 1995.

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