回転木馬とロブスター(3)

前のエントリ

3日目は、ポートランド市街に出てみました。モーテルからクルマだとCongress Streetをほんの5分程度の距離です。

Downtown Portland

 

メインストリートとなるCommercial Street沿いに有料の屋外駐車場がありました。入口のブースでクルマの窓越しに代金を支払い、そのまま奥まで走らせ、係員のお兄ちゃんの指示する位置に停めます。そして、「窓を半分開けたままにして、キーをサンバイザーにはさんで、係員がクルマを移動できる状態にして出て行くように」言われます。戻ってきたらどうやってクルマを引き取ればいいのかと訊くと、そのお兄ちゃん、何言ってんのコイツみたいな顔をして
「そのまま、停まってるクルマに乗っていけばいいんだよ」
と。

こんな広いところにキーを置いてロックもせず放っておいていいのかちょっと釈然としませんでしたが、とりあえず言われた通りクルマを置いて、街を散策することにしました。

Downtown Portland

メインストリートにはお土産物屋や、クルーズ船のツアーの受付ブース、レストラン、ホテルなどがありました。

Portland Ocean Terminal

国際フェリーターミナルの乗り場。フェンスのむこうは出国手続きをした人しか立ち入ることができません。

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Harbor in Casco Bay

このかいわいはCasco Bayといわれ、1860年代から栄えていた場所だそうですが、工業化が進むにつれて港湾に排水が垂れ流され、海の魚介類が汚染され、あたりに石炭の煤煙が積もるのを毎朝掃除しなければならないほどだったそうです。夏にもなると海辺には腐臭が漂い、暑くても海水浴もできないほど汚染されていたのが、1970年代になって法律が整備され、環境に対する意識が高まると、水質もしだいに向上していき、今では漁業や観光業で年間4億5千万ドルの収入があげられるほどになったとのことです。

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とりあえずせっかく来たので何か観光しようと思い、手頃なクルーズ船のツアーに申し込んでみました。周辺の島々のまわりをめぐる90分のツアーで、24ドルでした。

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Part of the Berlin Wall

ベルリンの壁。崩壊したときの壁の一部を持ってきて保存してるんでしょうか。

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いちおう観光地ということになってますが、外国人らしき人はほとんどいなくて、アメリカ人ばっかり。ていうか白人ばっかり。アメリカの近隣の人にとっての国内旅行の行楽地といった趣でした。

Portland cruise

Portland cruise

Portland cruise

このツアーでもしきりに「あそこに何という灯台があります」「そこにあるのは○○灯台です」と、やたらと灯台を強調していたんですね。日本人の感覚だと灯台なんか見ても「ふ〜ん」って感じですが、アメリカ人にとって灯台って、何か重要な意味があるんでしょうか。まあ灯台どころか、海だっておいそれと見れない場所に住んでる人たちもいるわけですから、貴重な体験なのかもしれません。

A lighthouse at South Portland

House Island

Cushing Island

Peaks Island

Peaks Island

Little Diamond Island

Fort Gorges

クルージングが終わったら、岸にはレストランが。

Portland Lobster Company

Portland Lobster Company

毎度毎度ロブスターばかりだったので、今度は違うもの食べてみようと思い、ハマグリの揚げたのを頼んでみました。

Fried clams

ちょっと味が単調すぎて、全部完食できませんでした…。

Keys hanged in the fence

恋人たちの記念の錠。どこでもやることは同じようです。

Japanese postbox

日本の郵便ポスト。姉妹都市の品川区からの寄贈品だそうです。実際にはポストとしては使えません。

ひとしきり堪能したので、駐車場に戻り、停まっていたクルマに行くと、ドアは開いていて、自由に乗って出ていける状態でした。ちなみにその場には係員も誰もおらず、誰も見ている人はいませんでした。もし誰かほかの人がまちがえて、あるいはわざと乗って行ったらどうなるんでしょうか。じつに不思議なシステムです。

モーテルに戻る途中、バカなクルマが優先権のない道路(高速出口)からYieldせずに飛び出してきたせいで、危うくぶつかりそうになりました。思いっきりフルブレーキングして事なきを得ましたが…。バカはどこにでもいるものです。恐ろしい思いをしたせいでモーテルに戻ってしばらく息が止まりませんでしたが、気を取り直して再びクルマを出し、近所のコインランドリーで衣類の洗濯がてら、横のスーパーでアメリカのものをいろいろ買い込みました。在日米軍基地のPXでは、私のような日本人は中に入ることができず、アメリカ人家族たちが買い物するのを指をくわえて見ているだけでしたが、ここでは私のような一般人でも売ってるものを好きなだけ買っていいというのがうれしかったです。レジのおばちゃんが私が手首にはめていたパワーストーンのブレスレットに目を留めて「それ、ステキね」と言ってきたので、
「この石はwealthを意味するんですよ」
と答えたら、私のブレスレットを手でゴシゴシこすってました。おちゃめなおばちゃんです。

コインランドリーのほうは確かに中は広く洗濯機も乾燥機も大きかったですが、最近は日本にもこのぐらいの機械は入ってきているのでそんなに感動はありませんでした。5ドル紙幣をクォーター20枚に両替する機械があったのはちょっと驚きでした。

夕方には再びポートランド市街に出て、昼に食べたレストランにもう一度立ち寄り、今度はロブスターロールを頼んでみました。やっぱりロブスターロールは絶品でしたね。ギターの生演奏付きというのが洒落てます。クルマじゃなかったらビールを頼んでいたんですが…。

Portland Lobster Company

A lobster roll and French fries

Portland Lobster Company

続きます

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2 Replies to “回転木馬とロブスター(3)”

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