もしも日本の中にアメリカ特区があったら……

在日米軍基地は確かに中に入るとアメリカそのものですが、ミリタリーIDを持っている人じゃないと買い物もできませんし、スポンサーがついていないとどこにも行けず、そもそもゲートの中にも入れません。オープンゲートの日には一般人も中に入れますが、軍事施設なので、不用意にあちこち歩き回ると先日の相模デポの拘束事件のようなことが起こってしまいますし、だいたい入口で持ち物ひっかき回されて卑屈になってるのも愉快なものじゃありません。

そもそも、米軍基地に入るのは、軍事マニア的な興味からではなく(中にはそういう人もいるでしょうが)、アメリカ人の生活ぶりを見てみたいというのがあります。彼らがどんなものを食べ、どんな服を着、どんな新聞やチラシを読み、どんな生活用品を使っているのか、そういったことを知り、できれば自分でも体験してみる。ドルでお金を下ろし、買い物をしてドルを使ってみるのも面白いでしょう。そういうことをしてみたいのです。だから、別に米軍基地である必要はないのです。

じゃあ「アメリカに行け」と言われそうですが、そうそうチョイチョイと行って帰ってこれるところでもないし、格安航空券の条件を考えると1泊旅行で行ってこれるところでもなく、最低でも1週間ぐらい会社を休んで行かなければなりません。1週間分泊まるホテル代も馬鹿になりませんし、行ったら行ったで時差ボケで眠たい思いをしなければなりません。飛行機に乗るのも、成田から一番近いハワイでも7時間ぐらいかかります。第一、家から成田まで行くのもめんどくさいですし。

なので、家からすぐに行ってこれるアメリカがあればいいなぁ、と思うわけです。

そこで提案なんですが、房総半島か伊豆半島あたりの沖合の誰も使ってない無人島を1個、日本の主権を放棄してもいいから、そこをアメリカ政府に買い取ってもらって、アメリカの領土にしてしまうのです。アメリカ本土からみれば離島ということで、ハワイ州の1つの郡にしてしまってもいいでしょう。そこにアメリカと全く同じインフラをつくり、スーパーマーケット、レストラン、ショッピングモール、ゴルフ場、リゾート施設などもアメリカと同じものを持ってくるのです。警察機能は、郡警察を用意するか、あるいは近隣の米軍基地の憲兵隊に来てもらってもいい。日本政府の主権が及ばないところなので、この中での犯罪行為はアメリカ法によって処断される。

日本からも船でいつでも行き来でき、通常の出入国手続きだけで、その島のあらゆる場所に行け、食事も買い物(当然、アメリカで売られているものがアメリカ本土の値段で買えること)もすべて自由にする。つまり、アメリカをすぐ手元まで引き寄せるような感じです。日本人は、週末だけ1泊旅行でやってきてもいいし、90日以内であれば連続して滞在してもいい。もちろん適当なビザがあればそれ以上の期間住むこともできます。

もちろんアメリカ本土からアメリカ人が移住してこれるようにし、住宅地も整備する。日本人が住むこともできるが、その条件は他のアメリカでの条件と同じとする。学校・幼稚園などもアメリカのものを建てる。大学も州立大学の分校をつくる。

手頃な無人島がなければ、舞浜のディズニーリゾートの地区をアメリカにしてしまってもいいんじゃないでしょうか。どうせ半分アメリカみたいなところだし、キャンプ座間ぐらいの広さがありますから、1つの町を造るぐらい十分可能でしょう。

まあ、そんなことが実現したら、近隣のアメリカ物好きな日本人がわんさと買い出しに押し寄せてきてその地区はパンクしちゃうでしょうけどね。一部の人(米軍人・軍属・ミリタリーワイフ)しか特権にあずかれない米軍基地には反対している人も、自分たちも恩恵を受けられるこういった特区は大歓迎なんじゃないでしょうか。

東京の近くばっかりじゃないかって? じゃあ、関西にも1つ作りましょうか。つぶれかけのエキスポランドをつぶして、その跡地に作るというのは(爆)。

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