295000円はどこへ消えた?

5月10日にシティバンクカードの決済日を控え、決済口座であるシティバンクの口座に入金するために、8日(月曜日)の夜7時ごろに池袋のメトロポリタンプラザB1FにあるシティバンクATMに行き、そこで295000円を入金した。入金前の残高は2000円余りだったので、入金後の残高は297000円余りになる。それをATMのモニタで確認し、処理を行った。
さて10日を迎え、ちゃんと引き落とされているかどうか確認しようと、朝、シティバンクのネットバンキングにアクセスしたところ、
・・・ない。
8日に入金した記録がないのであった。


・・・ガーン・・・
ネットバンキングでの残高表示は8日に入金する前の2000円余り。これではとてもカードの請求金額に足りない。テレフォンバンキングで残高照会してみても、やはり同じだ。
入金したのが夜のことなので、ネットバンキングやテレフォンバンキングにリアルタイムに反映されないことはよくある。しかし、翌日の朝9時には反映されるはずなので、10日の朝になって何も記録がないというのはどう考えてもおかしい。
8日に入金したときに、間違って他の銀行か郵便局に入金してしまったのかもしれないと思い、朝飯も食わずにあわてて家をとびだし、心当たりの銀行・郵便局の残高照会をしてみても、入金された形跡はない。
入金時に利用明細票をもらっておけば良かったのだが、シティバンクのATMでは利用明細票を発行するかしないかを選べるようになっており、財布の中がかさばるのを嫌い、発行してもらわなかったのだ。なので、本当に8日にシティバンクに入金したという証拠がない。
不安な気持ちのまま、池袋に向かって、入金したメトロポリタンプラザB1FのシティバンクATMに行って残高照会をしたが、そこでもまた、無情な2000円余りの残高表示。
既にカード決済日である。遅くともこの日の午後6時までには口座に入金されていなければ、延滞ということになってしまう。いっそのこと今からサラ金ででも借りてこようか……それよりも何よりも、入金したはずの295000円はどこへ消えたのだ?
とりあえず、近くの公衆電話から、シティバンクのテレフォンバンキングに電話し、カスタマーサービスに直接問い合わせることにした。
カスタマーサービスへの接続が込み合っていたらしく、10分ほど待たされてから、男性のオペレーターが電話口に出た。
8日に入金したはずの295000円が反映されていない事情を説明すると、そのオペレーターは、
「はい。それにお答えする前にまずは弊社から一つお詫びしなければならないことがあるのですが、弊社のオンラインシステムに障害が発生しておりまして、GW前から今までの取引が記録されていない状態になっているのです。今から弊社の内部で詳しく調査し、お客様の8日の入金があるかどうか確認してから、折り返しお電話いたします」
と言って、僕の連絡先の携帯番号を訊いて電話をいったん切った。5分ぐらいして、僕の携帯が鳴り、出ると、さっきの男性が対応し、本人確認のために電話取引用暗証番号をプッシュするように求めてきた。言われたとおりにすると
「はい。確かに8日に295000円の入金があることが確認できました」
と回答してくれた。この日はカードの引き落とし日だが大丈夫なのかとたずねると、
「システム障害は遅くとも本日中には復旧する見込みです。万一復旧せずカードの引き落としに間に合わなかったとしても、決してお客様にご迷惑のかからないようにしますので」
とのことだった。とりあえず原因がわかり、自分の落ち度はないことを確認できたのでひとまず安堵し、このまま会社に向かった。
会社についてから、ニュースサイトを見ると、

<シティバンク>大規模なシステム障害 出入金ミス28万件
シティバンク在日支店(日本国内を統括)で8日夜から9日にかけて、大規模なシステム障害が発生した。顧客が口座から一度しか預金を引き出していないのに同じ金額がもう一度引き出されたことになっていたり、出入金が正確に記録されないケースが続発。公共料金の二重引き落としなどもあり、誤った出入金処理は約27万5000件と、この間の個人取引のほぼすべてに上った。連休明けに出入金記録の一括処理を行った後に障害が起きており、プログラムなどに何らかの不具合があったとみられる。同行は「10日午前の営業開始までに復旧させる」と話している。
 シティバンク在日支店によると、2日にATM(現金自動受払機)などで現金の出し入れを行った顧客の口座から、9日になって同額が再び出し入れされ、何もしていないのに残高が増減する障害が約7万件発生した。また、3日から8日に行われたATMや支店窓口、インターネットを使った出入金取引約20万5000件の記録が消え、取引が行われていなかったことになったという。
(以下略)
                         (毎日新聞) – 5月10日3時7分更新

ということで、やはりシステム障害が原因だったようだ。
障害自体はその日の朝に復旧されており、カードの請求も無事に引き落とされていたが、こういういいかげんなところはいかにもアメリカの銀行という感じである。
この事件から得た教訓は、「利用明細はやっぱりちゃんともらっておくべき」ということだ。

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【2006/05/15追記】

シティバンクから、この件についてのお詫び状の入った封書が届いた。
どうせなら500円ぐらいの商品券でも同封してくれたらいいのに……(爆)。

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2 Replies to “295000円はどこへ消えた?”

  1. 銀行関係のblogから延々と来て、ここにたどり着きました。
    もとは何を調べてたんだっけ?と訳の分からない状態ですが。(苦笑)
    CBに関して言えば、私は5月3日に逆に引き出したクチで、8日の時点で記録が残ってなかったので”ムフフフッ”とイケない笑いを浮かべていたワルオヤジです。
    以前プライベートバンクでいけない取引をしたときも律儀に詫び状が送られてきました。
    ちまたではなんだかんだと言われている銀行ですが、意外に?親切な感じですね。

  2. こんにちは。
    そうでしたか・・・それはそれでぬか喜びですよね(笑)
    カードの引き落とし日前の入金が反映されないのも不安でしたけど、逆に、引き落とし日前の入金が反映されてるのに引き落とし日になって引き落とされた記録が残ってなかったとしても不安になりますよね。
    ひょっとして残高不足?とか思ったりして。
    私としては、銀行そのものよりも、システムを作ったベンダー(○KI電気?)はきっと復旧作業大変だっただろうな~とそっちのほうが気の毒に思います。

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