亜米利加さんに逝ってきました2006 in 厚木&座間

今日の朝まで、キャンプ座間に行くつもりだった。この日はキャンプ座間の桜祭りオープンゲートの日で、去年行ってけっこう面白かったので今年も行こうと心に決めて計画を立てていたのだ。ところが、今朝になってなにげなくWebを見ていると、なんとこの日は海軍の厚木基地でも桜祭りのオープンゲートをやることが判明。どうせなら去年行かなかった厚木のほうへ行く事に方針転換することにした。
Sotetsu Ebina station Sotetsu line train
小田急で海老名まで行き、そこから相鉄線に乗り換え、相模大塚駅で降りる。そこから厚木基地の正門まで徒歩30分とのこと。バスも出ているのだが、本数も少ないし歩いていっても大して時間は変わらないとのこと。どうせなら基地近くの雰囲気も味わってみたいと思い、歩いていくことにした。
ところが、うろ覚えの地理で歩いたものだから、とんでもない方向に行ってしまい、大和市内に入り込んでしまった。普段一般人に用のない米軍基地の方角など親切に標識や看板でなど教えてくれない。結局、もと来た道を引き返し、歩き続けること約1時間、ようやっと正門にたどり着いた。これならおとなしくバスに乗っておくんだった。ゲート前であまり並ばなくてよいように、ゲートオープンの11時には十分間に合うように計画を立てたつもりだったのだが、大幅に時間をロスし、正門に着いたのは11時10分過ぎになってしまった。
案の定、入口前にはずらりと行列が。
Atsugi NAF entrance


行列の最後尾に並び、入口に入れたのは並びはじめから約20分後。
入口では10人ぐらいずつ一度に縦一列に並ばされた。手荷物検査をやるのだろうと思っていたら、セキュリティの兵隊は、なんと
「全員、バッグを床に置け。そして少し下がって立っていろ。今から軍用犬によってバッグチェックする」
と威令を含んだ声で命じたのだ。ここの基地は手荷物検査の代わりに、犬を使って不審物の検査をするらしい。手荷物検査のように時間がかからなくて効率よくお客をさばくのに合理的といえば合理的かもしれないが、犬にバッグを1個1個匂いを嗅いで回られるのも気分のいいものじゃない。
Dog inspection
まあ、そんなこんなでやっと中に入ると、左手にちょっとした公園があり、そこの中央に戦後民主主義の象徴、ダグラス・マッカーサー元帥の銅像が建っている。そう、終戦後、マッカーサー元帥が飛行機で降り立ったのは、この厚木飛行場なのである。
MacArthur Garden Douglas MacArthur statue
通りを少し歩くとロータリーに出て、そこを左に折れるとすぐ、大きな広場があり、そこに模擬店や遊具などがしつらえられていた。
さらに通りを数百メートル歩くと、左手に管制塔、右手に消防署が見え、その先は駐機場になっていて、キティホーク艦載機や戦闘機などが展示されていた。
Base operations of Atsugi Naval Air Facility Fire department at Atsugi Naval Air Facility
Kitty Hawk
厚木の桜祭りの印象は、ハッキリ言って、「つまんないですー(by タラちゃん)」
飛行機の展示と、模擬店がパラパラあるだけ。あとは制限されたエリアをただ歩くだけ。模擬店も少ないし、あまり物が売ってない。しかも制限されている場所とそうでない場所の線引きがあいまいで、ついうっかり一般人の入れない場所に立ち入ってしまったりして兵士に見つかって誰何され「向こうへ行け」などと怒られたりする。
マクドナルドは見えているのだが、その直前で米兵と海上自衛隊の自衛官ががっちりガードしていて、ここから先に進めない。もちろん基地のATMの前にも兵士が立っていて、一般人は利用できない。
McDonald's in Atsugi Naval Air Facility
もっと、アメリカ人の一般の生活に触れてみたかったのに、つまらん。
まあ、軍用機好きの人にはたまらないかもしれないけど。
ということで、ビールとジュースとおつまみだけ買い込んで、座間に向かうべくさっさと厚木を後にした。
基地からバスで海老名まで出て、そこから小田急線で相武台前まで行く。去年行ったので要領はわかっている。相武台前から1キロほど歩くと、キャンプ座間のゲートへ出る。
ここでもゲートでは手荷物検査があるのだが、担当する兵士の中に可愛いメガネっ娘がいたので、彼女のところへ突進する。が、カバンの中を全部開けられ、その中からさっき厚木でゲットしたビール2本と、残りのものとに選り分けられる。そのあと、荷物用のタグのようなものに手書きでなにやら番号のようなものを書かれて、
「敷地内にはアルコール飲料は持ち込めないので、ここで預かります。ビールはこの中で買ってください。退出するときにそのタグを持ってここに立ち寄ってください。引き換えにビールを渡します」
と言ってそのタグを渡され、ビール以外の残りの荷物を返してくれた。中でいくらでも買えるのにわざわざ持込を制限する意味がよくわからないのだが、アルコールに厳しいアメリカの一面を見た。
Main street
しかし、座間のほうは、さきほどの厚木とは大違いの盛り上がりぶり。もちろん敷地内どこでも歩き回り自由。ATMだって使い放題。さっそく80ドルばかり下ろしてきた。
フードコートに入る。今回は、Anthony’s Pizzaに挑戦。といってもさっき厚木で飯食ったばかりで1枚まるまる食べるのは無理なので、1スライスずつ2種類オーダーする。ちょっと冷めていたが、ボリュームがあって旨い。
Anthony's Pizza shop at PX
腹ごしらえのあとは、キャンプ内の散策。詳しくは去年のエントリに書いているのでここではあまり書かないが、アメリカ人が普段どんなものを買ってどんなものを食べてどんなところで生活しているのか、そういうのを肌で感じることができる、それこそがこういう米軍施設開放の意義なんじゃないだろうかと、そう思うのだ。戦闘機やステージショーも結構だけど、座間のように敷地を広く開放して自由に歩けるようにしてくれたほうが、何層倍も相互理解が深まるというものだ。
バドワイザーやミラーを飲み、自販機でジュースとお菓子を大量に買い込んで、アメリカ文化を十分に堪能したあと、そろそろ帰ろうと思ってさっき預かられたビールを引き取ろうと”クローク”に立ち寄る。すると、立っていた兵士が、「出口はあっちだ!」と追いたてようとする。さっき渡されたタグを示すと、ああそうだったと思い出したようで、タグを受け取って預かり荷物を探し始めたが、タグに書かれた手書きの番号が汚い字で読めないらしく、どれが預かっている荷物だかわからない。さっきのメガネっ娘含め他の兵士たちも加わって、「どんな荷物だった?」「ビールは何本だった?」「ビールの銘柄は何だった?」などとこちらに質問しながら預かり荷物の箱の中を探し回る。5分ほど探し回って、ようやく見つけてくれたが、なんといいかげんな……。こういうのも、アメリカなのか。

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