国勢調査

今年は国勢調査の年になっているので、10月に全国で一斉に国勢調査が行われることになっている。国勢調査とは、統計法に基づいて、国内に住むすべての人について統計調査することで、人口・世帯の実態を明らかにし、行政の基礎として利用する、最も基本的な調査なのだそうだ。大正9年から5年ごとに行われ、今回は18回目になるとのこと。前回の調査時には僕は所沢の独身寮にいたのだが、今回は初めて都民として国勢調査に参加することになる。
大家さんがうちに来て、調査票を持ってきた。地区ごとにとりまとめ係が任命されていて、その人を中心に地区内に調査票を配ってまわるらしい。うちのような集合住宅の場合は、大家さんとか管理人さんが一括して預かり、各世帯に調査票を配ったり、回収したりするようになっているようだ。
うちの地区のとりまとめ係は、近所の時計屋さんだそうだ。僕のような都心に勤める人間じゃなく、その地域に根を張っている自営業の人が、そういう役割を負うことになっているらしい。
調査票自体は、そんなに難しいものじゃなく、マークシート式で質問内容に答えていく形式となっている。質問項目は、氏名、性別、出生年月、配偶者の有無、国籍、職業、勤務先、勤務地、住居の形式(一戸建てとか、持ち家とか、賃貸とか)、世帯員数などを、その世帯の人すべてについて答えることになっていた。僕は一人暮らしなので僕自身のことだけ答えればよい。年収とか借入件数のようなプライベートなことは聞かれなかった(当たり前か)。まあこの程度ならそんなに厳重に管理しなくたって僕のデータなら別に漏れたっていいやと思ったけど。
それ以外に、就労状況として、9月24日から30日までの間の総就業時間数を聞かれたんだけど、この週って年休消化してたり労働組合の活動してたりとかで休みまくってて、まともに会社で仕事したのは2日間だけなんだよなー。1日13時間として、2日で26時間。これだと1週間でたったの26時間しか仕事してないみたいに受け取られちゃうだろうなー。調査票と一緒についてきた「調査票の書き方」という説明用冊子によると、これで「経済活動の実態を全国及び地域別に明らかにし、雇用・失業に関する施策に利用」するそうだけど、こんなんで正しいデータになるのだろうか。過去3ヶ月間の平均の週あたり就業時間数を問うとかにでもすればいいのに。
回収は大家さんに手渡しをしてほしいとのこと。もちろん厳重に封をしてから出すので中身を見られることはないのだが、郵送にすると郵送料がかかるのでできれば手渡しを原則にしてほしいとのことだった。どうせならめんどくさいから全部郵送にすりゃいいのにと思ったけど、それだとめんどくさがって書かなかったり、うっかり郵送し忘れたりする奴が出てきて、正しい調査にならないんだろうな。
一般人だけでなくDQN・ヤクザに至るまですべての人を対象に実施する調査なので、対象者層によっては調査員の身に危険が及ぶことも少なくないそうで、毎回何人かの調査員が殺されるという、実に”命がけの”国勢調査になることもあるようだが、ともあれ、無事に済んでくれることを願うのみである。

Technoratiタグ: | |
Pocket
Bookmark this on Delicious
LINEで送る