長かった1日

今日から、しばらく長い休みを取っている。会社の年休消化の期限が迫っているためだ。
11:00 AM
行きつけのディーラーに行き、ソアラを車検に出す。オートバックスやら板金屋さんやら、いろいろな業者にあたって車検の見積もりを取ってみたものの、どこも値段的には大して変わらず、それならばちゃんとしたディーラーできちんと整備してもらうほうが良いだろうと言うことで、いつも利用している東京トヨペットに依頼することにした。
ブレーキフルードとエンジンオイル、オイルエレメント、ワイパーブレードを交換してもらうことにした。LLC(クーラント)は、2年前の車検時に、4年間もつものを入れてもらっているので、今回は交換しないことにした。
バッテリーを最後に交換してからもう3年経つので、バッテリーの状態にも不安があったが、調べてもらって、もしもう少しもちそうであれば今回は交換せず、もたなそうならあとで電話連絡をしてもらうこととした。
東京トヨペットは「1日車検」なので、本来なら入庫したこの日じゅうに仕上がるはずだが、あいにく今日は夕方6時から会社の労働組合の打ち合わせで出社しなければならないので、車は1晩預け、翌日取りに行くことにした。
整備代金は引き取り時に支払うことにして、この場では法定費用約9万円強のみ先払いした。もちろん、クレジットカードのボーナス一括払いだ。
1:00PM
ほとんど休眠口座となっている住友銀行(現・三井住友銀行)とあさひ銀行(現・りそな銀行)の口座を閉じる。持っていても別に害はないのだが、残高もろくにないのに口座ばっかりいっぱい持ってるのも管理上大変なので、このたび整理することにしたのだ。2月ごろのエントリで、新生+UBOC+東京三菱+労金を残してあとは口座を閉じようと書いていたのだが、なかなか平日に休みが取れず、今の今まで引き伸ばしてしまっていた。あと、三和銀行(現・UFJ銀行)にも休眠口座があるのでそれも解約したかったのだが、通帳がどこかに行ってしまって見つけられなかったので、今回は見送ることにした。
三井住友銀行では、このたび新しく出来た20~30代向けの「Web口座」とかいう、通帳がなくWebでのネットバンキングだけで残高確認ができる口座をすすめられたが、きょうび他にもこんな銀行はたくさんあるし、今の時代、あえて大手の都市銀行に口座を持っている必要性もないんだよなあ……。
3:00PM
6時からの労働組合の打ち合わせまで少し時間があったので、暇つぶしに東京地裁に立ち寄り、裁判を傍聴してきた。裁判所の中には法曹関係者っぽい人や事件当事者の人以外にも、大学生や高校生ふうの男女のグループがけっこう多いことに気づく。社会見学か、法律の実習か何かで見学しているのだろうか。
最初に傍聴した事件は、強制わいせつ事件の新件。夜道を歩いてアルバイトから帰宅途中の24歳の女性を背後から襲い、雑巾で口を塞いで胸に手を入れたり、その場で押し倒したりなどの行為に及んだ34歳の男の裁判だ。被告人の男は大柄で、ジャージを着ていかにもエロそうな感じの風貌で、日経新聞に連載中の小説「愛の流刑地」の主人公の男を若くしたような感じ。その男は、傍聴に来ていた学生風の若い女の子たちを横目でいやらしそうにチラチラ見ていた。
検察官が起訴状と冒頭陳述で事件の概要を述べる。被告人は起訴事実を認めた。争いのない事件なので、弁護人は姑息な手段に出るしかなく、検察官の提出した証拠に不同意を連発し、事件との関連性を争うという方針で進めるようである。
検察官から、被害者の調書が読み上げられた。被害者の女性は、事件後、しばらくは一睡もできない状態に陥り、物をほとんど食べられなくなって体重が落ち、心療内科でPTSDの診断を受けたとのこと。独り暮らしをしているのだが、事件後は夜に外出はおろか、ゴミ出しに階下に下りることすらできない状態になり、バイトも続けられなくなって退職に追い込まれたという。仕事も再開できない状態で生活の維持も困難な状態になり、独りでいると犯人の顔が思い浮かんで冷や汗が出て眠れないので、実家から家族に来て夜泊まってもらわなければならない状態になっているとのことだった。
検察官は30歳ぐらいの、わりと物腰柔らかそうな感じだがハキハキと物を言う、うちの会社にもよくいそうなタイプの女性だった。被告人は、この検察官のほうにも物欲しげな目を向けていたように見えた。こういう根っからのエロ男というものが、世の中には一定数存在しているのだ。事件の性質からみて、この男はおそらく実刑を食らうだろうが、こういうたぐいの男は、出所したとしてもまた同じコトを繰り返すに決まっている。一生、刑務所にぶちこむか、sex offender’s databaseにでも登録して一生居場所をネットに登録するかしないと、割に合わないだろう。
以前にここでも書いたことがあるが、女性は傷つけるものではなく、悦ばせるものである。犯人のせいでぼろぼろに傷ついてしまった被害者の女性のことが、僕は気にかかった。いつの日か、その傷が癒えることがあるのだろうか。できうれば、僕が癒す役を買って出たいと、そう思った。
2件目の裁判は、26歳のイラン人の裁判。離婚した妻子をイランに置いたまま日本にわたり、寂しさからアヘンと覚せい剤につい手を出してしまったばかりか、仲間のイラン人の男の手引きで薬物の密売にかかわってしまった罪で裁かれており、この日は被告人質問だった。
浅黒い肌の年配の外国人女性がペルシャ語と日本語の通訳をする中、淡々と尋問が進んでいく。アメリカの健康食品の卸売会社に就職した被告人は、その支社の1つがある東京にわたり、そこで就労ビザ取得をめざして黙々と稼動するも、六本木で知り合ったイラン人の男から、その男が以前住んでいて既に空き部屋になっている住居を紹介され、そこに住んでみたところ、その男が残したとみられるアヘンと覚せい剤を見つけた。独りの寂しさから、ついそれらのクスリを勝手に使ってしまったのだという。そして、しばらくしてその男から、部屋を紹介した見返りにその男が手がけている「ブツ」の密売を手伝うよう迫られ、断ったところ部屋からの退去を求められた、とこのように証言していた。そして、自分は逮捕され、勾留されることでいろいろなことを学んだ、本当にバカなことをした。もう2度とクスリはおろかタバコにも手は出さないだろう、とこう述べた。
日本の不十分な移民政策や、外国人に部屋を貸さない不動産屋が多いせいで、正当な手段で日本で生活することが困難な外国人による、悲劇である。もちろんこの被告人のしたことは許せることではないが、もっと外国人に門戸を開き、外国人を積極的に迎え入れることも、国際社会の一員としては、必要なことなんじゃないだろうか。そしてそうすることで、合法的に就労、生活する外国人が増えれば、外国人犯罪も減り、結果的に外国人に対する偏見も減って、好循環になるのではないか。そう思った。
公判中、さきの東京トヨペットから電話がかかってきて、やはりバッテリーも電圧不足になっていたとの回答。交換には2万円追加になるとのこと。オートバックスで交換してもそのぐらいの値段はするだろうから、この際一緒に交換してもらうことにした。
6:00PM
会社に行き、労働組合関係の打ち合わせ。僕は今月から組合の執行委員という立場で、組合員の代表として仕事をすることになってしまった。任期は1年だが、これからいろいろと本業以外に忙しくなりそうである。
8:30PM
会社を出る。腹が減ったので近くのタイ料理屋でシンハービールを飲みながらサテーをつまみ、鶏肉のミンチの入った一皿飯を食う。タイも僕にとっては惹かれる国の一つだ。いつの日か、チャンスがあれば、バンコクのMBKセンターでケイタイを物色しながら、どこかの怪しい屋台で飯を食ってみたいものである。
9:30PM
帰りの地下鉄の券売機で切符を買っていると、横で外国人のカップルが切符の買い方がわからずに困り果てた顔をしている。僕に話しかけてきたので、カタコトの英単語をつなぎ合わせて買い方を教えてあげた。相手の言っていることは聞き取れるんだけど、どう英語で言っていいか咄嗟に浮かんでこない。まだまだ未熟な英会話力である。それでも、なんとか通じたみたいで、彼らはいたく感謝してくれた。たとえ流暢にしゃべれなくても、単語のつなぎ合わせであっても、言いたいことが通じて、相手が求めていることが果たせれば、それでいいのだ。第一、日本語の話し方も同じようなものだし、僕の場合(爆)。
11:00PM
帰宅。いろんなことがありすぎて、走馬灯のように蘇ってくる、今日の一日だった。はあ~。

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