義経

NHKの2005年大河ドラマ「義経」が始まっている。けっこう個人的に盛り上がった昨年の「新選組!」が終わって、あまり新しい大河には期待がなかったのだけれど、最初ぐらいは見てみようかと思ってためしに見てみると、稲森いずみ演じる義経の母、

常盤御前が超キレイ

で、思わず溜め息が出そうになった。彼女は何年か前にうちの会社のイメージキャラクターをしていたのだが、その頃は個人的にそんなに注目してなかった。彼女が出演するドラマも正直、ほとんど見ていなかった。しかし、和装になると俄然、美しく見える。
「義経」のドラマの中での常盤というキャラクターも、見るまでは全く期待していなかったのだが、これほどにまではまり役の女優というのは、ほかにそういないのではないか。品が良く華麗な所作、繊細で儚げな面差し、幼い子供たちを見るときの母性に満ちたまなざし……僕はすっかり「いずみ樣萌えモード」に入ってしまったのだった。事実、世論でもこの稲森常盤に対する評判は非常に良く、そのおかげか、初回から第3回までの視聴率は20%を超えているそうである。
そんな常盤も、第3回を最後にしばらくは出番がなくなってしまう。ゴマキにも石原さとみにもあんまり萌えないし、あとはタッキーの義経とマツケンサンバの武蔵坊弁慶がどんな活躍を見せてくれるかだが、もし変な演技や演出だったら、この大河ドラマのタイトルを「義経」ではなく「常盤御前」に変えて、ずっと稲森いずみ樣を出ずっぱりにさせることを希望。

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モテ 非モテ

モテ非モテ ドットコム(http://www.motehimote.com/)
自分はモテモテだと思って調子に乗っていると、実はとんだ勘違いだったりすることがある。この前セクハラで逮捕・起訴されたホークスタウンの高塚某のような輩は論外としても、世の中には、モテているつもりでも実際には女性からダメ出しされている男が結構いる。逆に、「なんでこんな奴が」という男性に、付き合いの長い彼女がいたりすることもある。
このサイトは、「モテる・モテない」の本質を様々な視点から見極めるべく、24歳から4?歳までの未婚および既婚女性11人によって結成された「非モテ向上委員会」によって、「モテ君」「非モテ君」の特徴と、「非モテ」脱出のための男性への提言が載せられている。
女性を相手にする際に、ついつい行動が独りよがりになりがちな我々としては、非常に耳が痛く、傾聴に値するものばかりだ。
ちなみにこのサイトには、訪問者がモテ系か非モテ系かを診断するコーナーがある。僕もついでにやってみたら、「非モテ系モテ君」だった。つまり「いい人過ぎ」ということらしい。まあ、こんなもんか。

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結局、東京三菱銀行+UBOCの組み合わせが最適解

これまでのエントリーで、日本の銀行の問題点について色々述べてきたが、では実際に日本で生活している日本人は、どのようにして自己防衛していけばいいか。
日本の銀行に多額の預金を置いておくのはきわめて危険だということはわかった。では、どこの国に置いておけばいいのか。
結論から言うと、アメリカの銀行が最も安全であるといえるだろう。税制面での有利性からいうと、香港の銀行も魅力的だが、香港の銀行は既にHSBCの例からみてもわかるように、不正利用に対する顧客保護が日本なみに脆弱である(イザとなったら広東語を使って思いっきり文句をまくしたてられる人なら、話は別かもしれないが)。ヨーロッパの銀行も顧客保護の面からは進んでいるといわれているが、英語が通じにくい、という点で、万人向きではない。やはり、消去法でアメリカの銀行が一番無難、ということになるのではないか。アメリカの銀行なら、法律で「50ドルルール」が適用されるので、万一ATMカードが偽造されて不正使用されたとしてもフェイルセーフ機能は万全だ。
さてアメリカの銀行に口座を開くに当たって、日本にいながらでも口座を開け、日本語が通じ、最も手軽な方法といえば、東京三菱銀行海外口座紹介サービスを利用したUnion Bank of California (UBOC)ではないだろうか。昔は三和銀行(現UFJ銀行)にも同様のサービスがあったそうだが、UFJ銀行への変更にあたり立ち消えになってしまったようだ。UBOCの口座開設はパスポートか運転免許証のコピー、そして東京三菱銀行の口座があれば、誰でも申し込むことができる。申し込みの書類は日本語で書けばいいし、口座が開かれてからのテレフォンバンキングも日本語が通じる。
ただし口座開設には東京三菱銀行に口座を持っていることが条件となる。普段日本で生活する人は、いくら不満があったとしても日本の銀行から完全に手を切ることは出来ないだろうから、決済用口座と割り切った上で東京三菱銀行の普通預金の口座を持っていればいいのではないか。給料の振り込みもその口座を指定して、公共料金の口座振替も各種振込みもその口座を使う。給料が振り込まれたら余剰資金は即座にUBOCの自分の口座に送金する。海外送金には東京三菱銀行側、UBOC側合わせて約4000円ほどの送金手数料がかかるが、スキミング被害に遭って何百万円も一瞬で引き出されるリスクを考えたら、保険だと思えば安いものなんじゃないだろうか(手数料をもっと安くあげたければ、いろいろ方法がある。これについては後日述べたい)。途中でおカネが必要になったら、UBOCのATMカードを使って、郵便局のATMかシティバンクのATMを使って引き出す。一回の引き出しで手数料が3ドルかかるが、これも安心料だ。
東京三菱銀行の口座のほうには、クレジットカードの引き落とし予定金やその他いろいろな支払いに必要な金額だけを残しておく。東京三菱銀行の口座から直接お金を引き出す必要がないようにしておけば、東京三菱銀行のキャッシュカードも必要ない。家のタンスの奥底などの、泥棒に入られても見つけにくいようなところにしまっておけばいいのだ。できればキャッシュカード自体を作らない、という方法もアリかも。
余剰資金は、UBOCのSavings Accountに貯めておく。300ドル以上入れておけば口座管理手数料は免除され、日本の普通預金なんかとは桁違いの利子がつくはずだ。さらに余裕が出てきたら、投資口座の利用なども考えてみてもよい。
預金+資産運用はUBOC、お財布代わりの出し入れ+住宅ローンなどの借り入れには東京三菱銀行、と使い分けるのが最適な銀行利用法だと思うのだが、どうだろうか。

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キャッシュカードの不正利用に対する海外の銀行の対応

日本の銀行のお粗末な対応についてはこれまで説明した通りだが、では海外の場合はどうなっているか。僕が口座を持っている海外銀行であるUnion Bank of CaliforniaとHSBCについて調べてみた。
まずは、Union Bank of Californiaの場合。(All About Personal Accounts & Services Disclosure and Agreement。PDFファイル)

If you believe your ATM Card has been lost or stolen and you notify the Bank within two business days after you learn of the lost or theft, you can lose no more than $50 if someone used your ATM Card or made a transaction without your permission. If you do not notify the Bank within two business days after you learn of the loss or unauthorized use of your ATM Card or Personal Identification Number (PIN), and we could have stopped someone from using your ATM Card without your permission, you could lose as much as $500.
Also, if your statement shows transfers that you did not make, tell us at once. If you do not tell us within 60 days after the statement was mailed, delivered or otherwise made available to you, you may not get back any money you lost after the 60 days if we can prove that we could have stopped someone from taking the money if you had told us in time. If a good reason (such as a long trip or a hospital stay) kept you from telling us, we will extend the time periods.

要約すると、ATMカードを失くしたのを知った日から2営業日以内に銀行に届け出れば、その間に他人が不正利用されたとしても、50ドルを超える損害を顧客にかぶせられることはなく、もし2営業日以内に届け出ることができなくても、明細書が送られてから60日以内(事情により延長も可)であれば損害は最大でも500ドルにとどまると書かれている。従って、毎月送られてくる明細書をちゃんとチェックさえしていれば、そこで変な取引を見つけたとしても、60日以内の期限に十分間に合う。
被害の届出は、銀行に電話するか手紙を書くかすればよく、最短10営業日で銀行の調査結果が出る。不正利用が判明したらもちろん補償されるし、不正でないという結果となった場合は、調査終了から3営業日以内に顧客に書面で説明される。その際には、顧客は調査に用いられた資料を請求することができる。
それに、UBOCのATMカードでの引き出しは1日500ドル以内に制限されているので、もしスキミングされたとしても、早期に発見すればそれほど被害は大きくならずに済む。
次に、香港のHSBCだ。ATM card/TripleAccess Enrolment Form and Terms & Conditions(PDFファイル)に、

The loss or theft of the ATM card should be reported to the Bank immediately and confirmed in writing as soon as possible. The Cardholder will be responsible for all transactions effected by use of the ATM card until such notification. The Bank will debit the Cardholder’s account with any cost incurred in issuing a replacement ATM card.

と書かれている。つまり、ATMカードを失くした場合にはすぐに銀行に届けるよう求めている文言の後ろに、「届けがあるまでの取引についてはすべて顧客の責任」とうたっている。これを読む限り、この銀行も日本と同じで「顧客の自己責任」というスタンスのようである。実際にスキミングの被害に遭ったときにどこまで対応してくれるか、これだけではわからないが、この文言からは、そう多くを期待できなそうだ。
銀行を選ぶ際には、その銀行(というかそれを監督する国)がどれだけ顧客のほうを向いているかを、よく調べる必要があることに気づかされた。
ちなみに、国内銀行の大手の一つ、三井住友銀行のキャッシュカード(普通預金・貯蓄預金)規定(PDFファイル)には、次のように書かれている。

カードを失ったときは、直ちに本人から書面または受付機その他当行所定の方法によって当行に届出てください。この届出を受けたときは、直ちにカードによる預金の払戻し停止措置を講じます。この届出前に生じた損害については、当行は責任を負いません。
(中略)
当行がカードの電磁的記録によって、出金機または振込機の操作の際に使用されたカードを当行が交付したものとして処理し、入力された暗証と届出の暗証との一致を確認して預金の払戻しまたはATM定期解約サービスの取扱いをしたうえは、カードまたは暗証につき偽造、変造、盗用その他の事故があっても、そのために生じた損害については、当行および入金提携先・出金提携先・カード振込提携先は責任を負いません。ただし、この払戻しが偽造カードによるものであり、カードおよび暗証の管理について預金者の責に帰すべき事由がなかったことを当行が確認できた場合の当行の責任についてはこの限りではありません。

これを見る限りでは、スキミングによってカードを偽造されたことによる損害に対しては考慮の余地があるように読める。運用でどこまで対応しているのかはわからないが、他行に比べればまだ救いがあるかもしれない。

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比較的利用が簡単な海外の銀行

エントリー「相変わらず遅れた日本の銀行~スキミング事件から~」にも書いたように、日本の銀行の体質がいかに糞かというのを厭というほど思い知った僕は、海外に銀行口座を持って、そこに資金の一部を移している。
Union Bank of California(アメリカ)
これは東京三菱銀行の子会社である日系の銀行なのだが、もちろんFDIC(連邦預金保険公社)の保証を受けているれっきとしたアメリカの銀行である。東京三菱銀行の海外口座紹介サービス経由で2年半ほど前に申し込んだ。パスポートと日本の運転免許証のコピーさえあればメールオーダーで簡単に申し込める。
アメリカの銀行なので、Checking Account(当座預金)とSavings Account(普通預金)の両方に申し込める。Checking Accountを申し込むと、小切手帳がもらえ、小切手を自由に振り出すことができる。
uboc_checkbooks.jpg
僕はこれでこのサーバをホスティングしているDreamHostや、海外シェアウェアの送金、ソフトの購入、海外雑誌の定期購読料の支払い、各方面へのdonationなどに、小切手を切りまくっている。宛先(Pay to the order of欄のところ)をあらかじめ書き込んでから振り出し、その宛先の人でなければ現金化できないので、万一紛失しても第三者に悪用される心配はなく、そのため普通郵便で小切手を送っても全然OKである。これは慣れるとかなり便利だ。いちいち現金を持ち歩かなくていいので、オヤジ狩りに遭って有り金奪われる危険性も少ないし、日本でももっと個人向けの当座預金を自由に開放すればいいのにと思うのだが。
Googleアドセンスなどの報酬で小切手が送られてきたときは、endorse(裏書)して小切手帳付属のdeposit ticketに必要事項を記入し一緒に銀行に送れば、そのまま入金することができる。日本の銀行で高い換金手数料を払って現金化する必要はない。
ちなみにUBOCのChecking Accountは残高1000USDを下回ると毎月9USDの口座維持手数料を取られるので、最低1000USDはChecking Accountに入れておき、余った資金をSavings Accountに移しておくようにしたい。まあ僕は1000USDも入ってないことが多いのだが。
Checking、Savingsとも通帳はなく、Statement(明細書)が毎月郵送されてきて月次の取引状況を確認することができる。またオンラインバンキング「Bank@Home」を使うと、ネット上で逐一状況を確認することもできる。通話料無料のテレフォンバンキングも可能だ(日系の銀行なので日本語が通じる)。
口座を開くと、ATMカード(キャッシュカード)も併せて発行され、後日、登録した住所宛に郵送される。このATMカードはCirrus、Maestro、STARの各ネットワークに対応したATMであれば世界中どこからでも現金の引き出しが可能である(シンガポール、香港のATMで確認済み)。日本で使うにあたっては、(国際非標準である)銀行ATMはこれらのネットワークに対応していないので、使うことができない。シティバンクのATMか、郵便局のATMで利用することができる。但し郵便局のATMを使うときは「English Mode」に切り替えなければならない。English Modeにすると大声で英語のガイダンスが聞こえてくるので、周りに人がいるとちょっとこっぱずかしかったりするので注意。
HSBC(香港上海滙豐銀行)(香港)
去年の11月に香港に行ったときに作ったもの。僕が作ったのはビギナー向けの「Savings Account」。香港ドル建て専用で、日本の銀行の普通預金と同じように通帳とATMカードが発行される。
HSBC_passbookandatmcard.jpg
もちろんATMカードは日本でも出金に使うことが可能(ただしこれもシティバンクATMか郵便局のATMに限られる)。残高が5000HKD以上あれば毎月の口座維持手数料は免除される。
口座開設には香港に出向かなければならないが、香港旅行のついでにでも立ち寄れば、外国人でも簡単に口座開設ができる。必要なものは、パスポート、運転免許証(日本のもので可)、あとは簡単な英会話力だけ。住所を証明できる郵便物などがもう2~3種類ほどあれば、なお完璧だ。
さらに上級者向けには、「Power Vantage」というサービスもある。これは一見のお客は受け付けてもらえず、口座開設には既に口座を持っている人の紹介が必要で、また100000HKD(約150万円)以上入れておかないと手数料を毎月取られてしまうのだが、外貨建て(日本円建ても含む)の預金も可能であり、また投資信託や各種保険などの利用も可能となっている。通帳がなく、毎月statementが送られてくる。
Savings Account、Power Vantageとも、インターネットバンキング(online@hsbc)サービス、テレフォンバンキングサービスが利用できる。
またHSBC以外の香港の銀行(Standard Chartered Bank等)を試してみるのも面白いかも。
まあ、英語がある程度読めるというのが必要条件だが、何も東大入試の英語の長文を読むわけじゃなし、TOEICのパートVIIの長文問題が好きな人なら、特に抵抗なく読みこなせるものばかりだ。
別に煽るつもりはないので、このエントリーに影響されて海外口座を作ったことによる責任については、ご容赦のほどを。

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相変わらず遅れた日本の銀行~スキミング事件から~

2年ほど前に、僕の持っているシティバンク・ゴールドカードがスキミングされて、カードごと新品に交換する羽目になったことがある。昔、アメリカに出張に行った際にカードを使ったどこかの店でやられたのだと思うが、わざわざカード会社のほうから知らせてくれた上に、不正利用分の支払いを取り消してくれた。まあ当然といえば当然なのだが、さすがはアメリカのしっかりしたカード会社だけあって、トラブル時の対応も丁寧だったのを覚えている。
ところで、

スキミング 強制捜査に着手、逮捕状の7人を逮捕 警視庁
ゴルフ場などでキャッシュカードが「スキミング」され多額の現金が引き出された事件で、警視庁捜査3課などは19日朝、群馬県内のゴルフ場や窃盗グループの関係先など十数カ所を一斉に家宅捜索、強制捜査に着手した。同課は、横浜市内の無職の男(33)ら窃盗容疑などで逮捕状を取ったグループ9人の取り調べを順次始め、既に7人を逮捕した。特定のゴルフ場の貴重品用ロッカーに保管していたカードが被害に遭うケースが多いことから、同課はゴルフ場関係者が関与した可能性もあるとみて関係者らから任意で事情を聴き、慎重に捜査を進める。
同課などの調べでは、グループが関わったとみられるスキミング事件の被害は少なくとも3億円に上り、群馬県内のゴルフ場の系列コースでの被害が目立つ。ほとんどの被害者は、貴重品用ロッカーとキャッシュカードの暗証番号を同じにしており、グループはロッカーの暗証番号を盗み見て現金の引き出しに使ったとみられる。ATM(現金自動受払機)から現金を引き出す際は、間違わずに1回で暗証番号を入力していたという。(毎日新聞

だいたい、暗証番号やパスワードなどというものは何種類もいちいち覚えてられないし、たいがいの人は同じものを使いまわすものだという心理を悪用した犯行だ。犯人の着想力には”非常に感心させられる”が、知らないうちに金を引き出された人にとっては、たまったものではない。
このようなスキミング事件に対し、日本の銀行はほとんど無策であるというのが実情だ。それどころか、「預金者の自己責任」と突っぱね、一切、補償をしようとしない。

<スキミング>「銀行、損失補填せよ」被害者、怒りあらわに
神奈川県の男性開業医(48)は昨年6月28日朝、口座を開く地銀支店から「あなたがATM(現金自動受払機)で依頼した振込先の口座が見つからない。口座から次々と金が引き出されている」と電話を受けた。心当たりはなかった。通帳を確認すると、3~4日前に東京都と静岡県のATMから約700万円が引き出され、残金は6000円足らずだった。
同日午後、銀行の支店長と担当者が医院を訪れた。補償を求めると、同情的だった支店長らの態度は硬化。「銀行にミスがない場合は自己責任です」と告げた。「カードは手元にあるのに、私に何の非があるんだ」と反論したが、支店長は「おれおれ詐欺のようなもの。私ならあきらめます」と言った。
男性がカードを体から離したのは、同月20日に医師会で行った神奈川県内のゴルフ場で、貴重品ロッカーに財布を預けた時ぐらいだ。カードとロッカーの暗証番号は誕生日の一部を使った同じ番号。警察は「ゴルフ場でスキミング被害に遭ったのだろう」と言った。
これまでキャッシュカードのスキミング事件の捜査が進まなかった一因は、偽造カードを作られた被害者は銀行で、金を引き出された被害者はATMを管理する銀行という点だ。預金を引き出されても懐が痛まない銀行側の被害者意識は薄く、クレジットカード被害の補償が進んだ信販業界に比べ対策は遅れた。
(中略)被害に遭った男性は、「クレジットカードの買い物なら補償されるが、キャッシュカードにはない。引き出し限度額も青天井だった。なぜ利率が低い銀行に大切な金を預けているのか考えてほしい」と憤っている。(毎日新聞

銀行としては、あくまで悪いのは犯人であって、自分たちもある意味では被害者であるから、被害者である銀行は顧客に対して補償をする義務はなく、一切知らん顔を決め込む姿勢を貫いている。それどころか、

銀行の対応、本当に酷いです。先程、銀行と電話で話した際は、「自分達は犯人ではないのに、なぜ、預金を保証しなければならないのか。筋違いな要求はするな!」と半分切れ気味に言われました。またそれが日本の銀行全体の姿勢だとの説明でした。金融庁が斡旋している「銀行よろず相談所」と言う機関にも相談しましたが、日本の銀行から預金の補償を受けるのはまず無理だと、それが当然の様に言われました。国際的な基準からすると、このような銀行の姿勢は明らかにおかしいのですが、日本国内ではそういう意識は全く欠如しているのですね。もう怒りを通りこして、半ば呆れてしまいました。(大手小町

このような扱いを受けた人さえいる。
クレジットカードの場合は、スキミングに対する対応も進んでおり、不正利用に対する顧客保護も充実している。また諸外国の銀行の場合は、スキミング被害に遭って預金を引き出された顧客に対して、ある一定の補償を認めている場合がほとんどだ。日本の銀行は、法的に免責される立場にあるからとはいえ、その立場に安住して顧客無視で何も対策を打たない姿勢では、怠慢の謗りを免れまい。
このように、グローバルスタンダードから大きく遅れた日本の銀行は、決済機能(給与振込み、公共料金支払い、クレジットカードの決済口座)以外での利用価値はない、というのが僕の結論である。それ以外の、長く使わない余剰資金については、悪いことは言わないから海外の銀行に移したほうが無難だと、そう痛感した。

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震災から10年

阪神・淡路大震災から今日で丸10年になる。神戸をはじめ各地では追悼イベントが開かれている。
僕は震災のとき、西宮の実家にいて被災した。そのときの模様をホームページのほうにコラム「my decade ~阪神大震災の記憶~」としてアップしておいた。震災から10年という区切りを迎えるにあたり、当時の情況を思い出せる範囲でまとめてみたものである。
僕は幸いなことに家族も無事だったし家も少しゆがんだだけで倒壊は免れたのだが、震災で「何かを失った人」家族を失った人はもちろん、家が焼けたり倒壊したりして自分の大切な物を失くした人の心の痛みは、容易には癒されるものではないだろう。
同じような被害に遭って今まさに苦しんでいる他の地域がまだまだ存在する。
世界中の被災地が一日も早く復興することを祈りたい。

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浅草寺

浅草寺 伽藍
昨日、すっぽん料理を食べに行くついでに、浅草のあの有名な浅草寺(金龍山浅草寺)に立ち寄ってきた。浅草の雷門前にはしょっちゅう行ったことがあったのだが、仲見世から中に入るのは実は初めてだったりする。
雷門をくぐり、仲見世を通り抜ける。平日夜7時前の仲見世はそれほど人通りもなく、実に歩きやすい。仲見世を200~300メートルほど通り抜けると、冒頭の写真のような寺の正門にたどりつく。さすが観光地、ちゃんとライトアップされていて、きれいなことこの上ない。
浅草寺五重塔門をくぐると、左手に五重塔がある。
このお寺は推古天皇の時代(7世紀前半ごろ)に建立されたという。同じ時期に建立された斑鳩の五重塔の地味な色合いとは違って、こちらのは朱色が基調であり、これも鮮やかにライトアップされている。
東京の下町のど真ん中にこのように風情のある建物があると心安らぐ。周辺の街並みも、観光化されているとはいえ東京の他の都市とは違う歴史の重みのようなものを感じさせられる。大切にしたい日本の風景の一つである。
ご本尊は観音様(浅草観音)。拝殿に上がり、お賽銭を入れて例によって「金運に恵まれますように」とお願いしてきた。

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