Paypalからのメール

7年も今のメールアドレスを使っていると、世界中にそのアドレスが知れ渡ってしまっていて、世界中から毎日いろいろなジャンクメールが届く。
僕のメーラーは、ジャンクメールとおぼしきメールを自動的に判断して、Junkというフォルダに振り分けることになっている。ただ、その判断基準がよく見えないし、所詮コンピュータの判断なので、100%ジャンクメールだけを振り分けるようにすることは不可能で、中には必要なメールもJunkフォルダに混じっていたりする。そんなわけで、定期的にJunkフォルダの内容を整理し、大事なメールがまぎれこんでいないかチェックすることにしている。
さて今日もJunkフォルダをチェックしていると、たいていはVIAGRAだとかMORTGAGEだとかそんな内容のジャンクメールばっかりだが、ふと「Paypal」からのメールに目が留まった。Paypalとは一種のオンライン口座のようなもので、Paypalの口座を開いておくと、そこに振り込まれたオンラインマネーを実際の銀行に預金として送金することができる。直接銀行振り込みするよりも手数料が安く、また世界中どこの人とも簡単に取引できるので、海外送金するときによく使っているのだ。
メールの中身を見ると、
IF YOU OPENED A PAYPAL ACCOUNT BETWEEN OCTOBER 1999 AND JANUARY 2004, YOU MAY BE ENTITLED TO A PAYMENT FROM A CLASS ACTION SETTLEMENT.
と大書してある。「1999年10月から2004年1月までの間にPaypal口座を開いた人は、A CLASS ACTION SETTLEMENTからの支払いを受ける資格がある」という意味だが、この「A CLASS ACTION SETTLEMENT」の意味がわからない。メールをさらに読み進めていくと、長ったらしい英文なのでろくに読めなかったが、どうやら裁判所の判決か何かに基づいてお金がもらえるらしいといったことが書いてある。
昔、シティバンクを名乗るところからフィッシング詐欺のメールが来たことがあったので、今回もそのたぐいかなと思って無視しようとしたのだが、メール内のハイパーリンクは https://www.paypal.com/settlement/ だけで、そこにマウスをポイントしても特に怪しげなURLは表示されないし、このアドレスを直打ちしてブラウザからアクセスしても、ちゃんとPaypalのサイトが見られる。
どうやらこのメールは本物っぽいが、一応ウラを取る意味でも、「A CLASS ACTION SETTLEMENT」でググってみた。すると、internet.comの2004年6月16日付の記事に「PayPal、集団代表訴訟で和解金支払いに合意」というのがあった。それによると、

eBay 傘下のオンライン決済サービス会社 PayPal が、顧客から口座のトラブルで訴えられていた件で、同社は和解金を支払うことで合意したと発表した。これは2002年3月に、顧客3人が起こした集団代表訴訟で、PayPal の手違いで口座を凍結または預金を引き落とされたと主張するものだ。(中略)
PayPal は14日、同訴訟に関して、顧客に和解金を支払うことで仮の合意に達したことを明らかにした。ただし、原告のいずれの主張も認めたわけではない。(中略)
和解条件のもと、PayPal は合計925万ドルにのぼる和解費用の中から、弁護士費用を差し引いた分を該当顧客に支払う。Pires 氏によると、原告側の弁護人には弁護費用として330万ドル、プラス諸経費13万5000ドルを支払うという。和解金の支払い対象となるのは、1999年10月1日から2004年1月31日の間に PayPal で口座を開設したすべての顧客。

どうやら、Paypalの顧客に口座トラブルがあって、集団訴訟があったらしく、Paypal社がそれに対して顧客全体(1999年10月1日から2004年1月31日の間に口座を開設した顧客全員)に和解金を支払うことで合意したのだそうだ。「CLASS ACTION」とは「集団訴訟」、「SETTLEMENT」は「和解」という意味だそうだ。
1人あたり1ドルにもならないそうだが、もらえるものはもらっておこう。
‘PayPal集団訴訟の和解金がもらえる・・・’ , isologue -by 磯崎哲也事務所.
和解金の受け取り方法(Paypalのサイト)

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