ひとりごと:28歳

今日晴れて28歳の誕生日を迎えたわけだけど、僕は、誕生日はいくつになっても嬉しいと思う人で、特に28歳というのは自分にとって

特別な年齢

だと思っているのだ。
大学に入りたての頃、ちょっと気になる2つ齢上の女性がいた。僕はその人になんとか関心を向けてもらおうと、電話したりいろいろな事をしたわけだけど、相手は人生経験もある社会人、もちろん年下の頼りない学生風情に興味があるわけがない。
そうこうしているうちに、その人に前からつきあっている別の彼氏がいることがわかった。その人は28歳、もちろんちゃんとした社会人。その人はその彼氏とラブラブだったのだ。
当時18歳だった僕はまだ見ぬその彼氏のことをいろいろ想像した。年齢も経済力も社会経験も、何もかも比べ物にならないほど大きな存在。とても僕ごときが勝てそうな相手ではなかった。自分には見向きもしない女性を夢中にさせたその彼氏に、ある種畏敬の念のようなものを感じたことを覚えている。
一人前の男性が、それを認めてついてくる女性と対等に付き合う。その姿こそ理想像だ。そう思って、僕は、その彼氏と同じ歳、つまり
「28歳になったときには、イイ男になろう」

という目標を立てた。今は確かに金も力もないし、人間としても未熟だ。だけど10年スパンで自分磨きすれば少しは変わるかもしれない。そうしたら、そんな自分のことを認めてくれる女性もひょっとしたら現れるかもしれないんじゃないか。そう思って、これまでいろいろなことにトライしてきた。
それまでの自分は、ただ勉強が少しばかりできるだけの、世間知らずの甘ちゃんだった。女性と対等に付き合うためには、まず自分が一個の完成された人間となり、それを認めてもらわなければならない。自分磨きにあたって、次のようなことを軸にした。

  1. 一個の独立した人間としての能力を身に付ける
  2. 自分の行動に自分で責任を取ることができる能力を身に付ける

そのために、特に大学時代には、いろいろなことをした。バイトもいろいろなことを経験し、遊びもひととおり覚えた。他の人からみれば当たり前すぎて「自分磨き」なんて言うのもこっぱずかしいことなのだろうけど、勉強しか知らなかったボンボンにとっては、とにかく「人がやってる当たり前のことを当たり前にやる」だけでも、やることなすこと何もかも新鮮だった。
特に、この1と2に関連することで、ぜひ絶対にやっておきたいと思ったことが2つあった。それは

  1. 仕事のできる社会人となること
  2. 一人で部屋を借り、自分の生活を自分でできるようになること

の2点。それは、それぞれ一番上のリストの1、2にそれぞれ対応することでもある。
さて28歳になってみて自分自身を振り返ってみると、このうち2については、この4月から新しく部屋を借りて自己責任で生活を始めているということもあり、とりあえずは達成されているとみてよいだろう。問題は1だ。一応、定期安定収入のある職業に正社員として従事しているわけだから、そういう意味では問題ないにしても、一個の人間として完成されているかという観点からみると、果たして目標通りになったのかといえば甚だ心もとない状態だ。まだまだ一人立ちできるほどの仕事ができる能力が身に付いたとは言えないし、人間としての魅力という点でもまだまだ足りないものが多すぎる。
まだまだ同年代の男と比べても甘さが残るし、とても一人前の人間なんて言えたもんじゃない。おそらく人より5年は遅れていると思う。まあ言い方を変えれば、それは

人より気持ちは5年若い

ってことなんだけど・・・ともあれ、28歳でいられるのはあと1年。それまでに、「イイ男」として認めてもらえるように頑張りたいものだ。

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