NIPPONのガイジンさん

学生時代,いわゆるパツキンの女性とネット恋愛していたのがきっかけで,すっかり英語マニアになっていたことがある。通学途中の車の中でENGLISH JOURNALのカセットテープとかよく聞いてたし,梅田の紀伊国屋書店とかに行っては洋書を買いあさったり,短波ラジオを買ってきてはVOAとかBBCとか聴いたりした。洋モノにも興味があったので,神戸とかでショッピングしたり,海外通販とかでMade in USAのグッズを大量にゲットしたこともあった。就職してからも,会社の通信教育では,英語関連のコースを積極的に受講したりしていたおかげで,TOEICのスコアは750点を超えたし,英語の読み書きには不自由しないぐらいの実力はついた。
と,まあ若い頃は外国に興味があったわけなんだけど,ある時を境に,その熱はすっかり冷めてしまった;
東京に出てからは,毎朝通勤に西武池袋線と埼京線を使っているのだが,ある朝,埼京線の池袋駅のホームに上がると,明らかに観光半分で日本に来たとみられる中年のアメリカ人15人ぐらいの一団が,何やら指を差してゲラゲラ笑っている。何だろうと思って指を差しているほうを見ると,相変わらずの殺人ラッシュで

電車のドアが閉まらなくて発車できない

ほどになっていて,駅員さんが閉まり切らないドアに駆け寄って乗客を押し込んだりしていたのだ。僕らにしてみればごく当たり前の朝の光景なんだけど,奴等にしてみたら,コメディ映画でも見ているような気分だったんだろう。すごく感じ悪かったね。笑うだけならまだしも,

写真まで撮ってやがる

輩までいて,僕はそいつのカメラをひったくってホームの下に投げつけてやりたい衝動にかられた。そのカメラマン野郎にすれば,「電車に押し込まれる可哀相な羊たち,日本人」てなテーマで写真撮ってやがったんだろうけど,馬鹿にすんじゃねェと言いたいね。まあ,奴等がアメリカ政府を通じて日本政府に外圧をかけて,僕たちの生活をもっと改善してくれるんなら文句はないけど・・・ただ見世物みたいに見て笑いものにするだけだったら,日本に来るな!GO HOME!だね。
こんな奴等に合わせてやるために今まで英語を勉強してきたのか・・・と悔しさで一杯になった。この一件以来,僕は,外国や英語への興味を失った。
東京の街を歩いてても,外国人(アメリカ人)は自分の国みたいに我が物顔でのし歩いている。特に日本は今不況なので,それに乗じて日本人を下に見ているようだ。奴らは日本人社会に溶け込もうとはしないし,その必要性もないと思っている。ましてや,日本語を話そうなどとは夢にも考えようとしない。日本人と接するといえば,

幕張メッセのプレゼンか,英会話学校で教える時か,ナンパする時

ぐらいのもので,もちろんそのときも,英語しか使わない。 高校のときに,アメリカから交換留学生の女の子が来たんだけど,彼女は日本のホストファミリーに開口一番,

「英語は国際標準語だから」

ホストファミリーも英語を使うべきだし,自分に話しかける時は英語を使いなさいなんてことをほざきやがったそうだ。
僕がネット恋愛した外国人女性は,ドイツに住んでいたときから日本にすごく憧れていて,日本に永住したかったらしい。僕は不幸にしてすぐ振られてしまったけど,彼女はすぐ別の日本人男性と知り合い,付き合って3ヶ月ぐらいで電撃結婚して東京に住み始めた。僕は彼女が幸せになれるなら,と彼女を心から祝福したんだけど(別に格好つけてるわけじゃありません,ホンマやで),彼女は東京に住み始めた当初から,「家が狭い」「庭が美しくない」「電柱に電線がからみついていて汚らしく,こんなの先進国のドイツじゃ考えられない」など,ありとあらゆる日本の文句をぶちたれ,あげくの果てには結婚していた男性とも1年もしないうちに別れてしまったらしい。結局,

やっぱり外国人には日本の水は合わない

みたいだし,外国人と日本人とは水と油みたいなもので,所詮とけあうことはないみたいだね・・・でも,

「英語は国際標準語だから」

やっぱ英語の勉強はやんなきゃいけないんだろうな・・・今の世の中,なんでも標準を取ったもんが勝ちだからなあ・・・あ~あ,自分の母国語で用が足りるアメリカ人が羨ましい;

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